アウトドアメーカーのドリームチーム結成!乗鞍新登山道整備2017クラウドファンディング

乗鞍新登山道整備クラウドファンディング

去年何かと話題になった平湯温泉から乗鞍岳へ至る「乗鞍新登山道」の整備を今年も行います。去年と同じくクラウドファンディングMakuakeを利用しサポーターを募集。

今年はアウトドアメーカーのみならず自動車メーカー、フリー素材サイト、プロブロガー、プロカメラマンなどを巻き込んだ登山のお祭りです。平湯温泉観光協会がランディングページを作るくらい気合が入っているイベントです。

http://www.hirayukanko.com/norikura2017/

このままだと危険な登山道の整備

乗鞍新登山道
乗鞍新登山道は平湯温泉には馴染み深い登山道で、元々は山岳信仰がきっかけで作られた道です。そして平湯温泉の旅館は繁忙期になると乗鞍新登山道中腹の権現社にお参りをするという風習があります。そういう経緯もあり地元だけで最低限歩けるだけの整備をしていました。

しかし状況が変わったのが去年の2016年。登山道の登り出口(下山ルート入り口)に「平湯温泉下山口」というバス停が設置されました。

これにより登山者は登ることなく絶景の稜線歩きが可能になり、平湯温泉まで下るだけという使い勝手のよい登山道として認知されることになります。

状況だけみると「初心者向けの登山道」です。しかし整備が行き届いていな登山道は怪我や道迷いなどの遭難リスクが高くなります。

登山者の安全を守るために急遽整備する人材と資金が必要となり、立ち上がった企画が乗鞍新登山道整備クラウドファンディングです。

アウトドアメーカーのドリームチームの結成

アウトドアメーカーのドリームチーム

finetrack・MAMMUT・SUUNTO・SALOMON・Columbia・マウンテンハードウェア・MSR・PROTREK…登山をする人であれば誰でも知っている大手アウトドアメーカーがタッグを組み平湯温泉から乗鞍岳への登山道の整備を行います。

当日は多くのメーカーの社員が参加し、ボランティアスタッフと同じ立場で登山道整備を行います。

MAMMUT&finetrack、PRO TREK&SUUNTOがタッグを組む熱いイベント

普段は競合としてお互いに競争しているアウトドアブランドがタッグを組む。ライバル同士が共闘する少年マンガのような熱い展開になりました。アウトドアイベントでブースを出すことはあれど、1つのチーム、1人のスタッフとして協力し合うのは平湯温泉の乗鞍新登山道整備だけかもしれません。

登山道整備に参画しているアウトドアメーカーは懐の広いオープンマインド、登山者のためならば他社とだって手を組むイケメン企業ということですね。

送迎支援はJeep®によるオフィシャルサポート

Jeepによる送迎のサポート

資材運搬や下山のサポートをJeep車4台とプロドライバー4台が担当。走破性の高い車で山道を走ります。整備で疲れ切った参加者を安全に平湯温泉街に送り届けるため、ついに自動車業界も動きはじめました。

ラングラー・レネゲードを主とした4台が整備スタッフのために疾走。整備参加者はJeep車に乗ってみるチャンスかもしれません。

http://www.jeep-japan.com/

住民100人程度の北アルプスの温泉街の事業にJeep®がオフィシャルサポートというフルコミットっぷり。胸が熱くなりますね。

フリー素材サイトぱくたそ参戦!

フリー素材サイトぱくたそ

平湯温泉とコラボし、旅館・料理・観光地・山をフリー素材化、4K動画発信を行い地方創生コンテンツに激震を走らせたぱくたそがCSRとして乗鞍新登山道整備に参加します。

ぱくたその撮影クルー

ぱくたそ代表のすしぱく氏が自らカメラマンを担当しフォトモンタージュのカズキヒロ氏もカメラマン / ドローン操縦を担当、テクニカルディレクターのYuu氏は平湯温泉観光協会WEB事業推進部と共同でWEBコンテンツ作成、Yukiloow氏はそれらのディレクションを担当します。

私「登山で仕事をしている人。」ことYamashaもネイチャーフォトグラファーとして参加します。

https://www.pakutaso.com/

gori.meのg.O.R.i参戦!

gori.meのg.O.R.i

平湯温泉を愛し、コンテンツ作成をぱくたそと共同で行っている個人メディア運営者のg.O.R.i氏も登山道整備に参加予定。

最近、平湯温泉にドハマリするブログメディア運営者が多い気がします…。乗鞍新登山道整備の情報はgori.meでも確認できますので要チェック!

https://gori.me/

まさかの全協賛メーカーコラボ!サポーターへの返礼品でとんでもないものを作ってきた

アウトドア全企業協賛の記念Tシャツ

今回の登山道整備のプロダクトリターンの魅力は協賛企業のロゴが入ったTシャツとマグカップ。

MAMMUTとfinetrack、さらにはSUUNTOやSALOMON、ColumbiaにMOUNTAIN HARDWEARにMSRにPROTREK、さらにJeep。アウトドアメーカーの人気ロゴがTシャツやマグの中に並んで記載されるというトンデモナイ事態。

ここまで豪華なラインナップ…少なくともMAMMUTとfinetrackが一緒のプロダクトを作るというのは見たことがありません。個人的に大変お世話になっている2社なので嬉しい限りです。

Tシャツはアウトドアブランドの監修を入れて登山でも低山ハイク・クライミング・普段着として使用できるクオリティにするという意気込み。

アウトドアメーカー協賛記念マグカップ

マグカップも当然登山で使えるステンレス製。山でもオフィスでも使える仕様!

普段バチバチやりあっている競合同士であっても、平湯温泉の中でだけはタッグを組み1つのチームとしてまとまる。なぜまとまることができるのか。

それは「登山の街・平湯温泉」だからなのかもしれません。

MAMMUTコラボ&finetrackコラボ

MAMMUTコラボポーチ

去年のMAMMUT x 平湯温泉のコラボタオル。あれは乗鞍新登山道整備を支えてくれた人にのみ贈られた仲間である証。増産はありませんでした。

今回のMAMMUTコラボは1Lのポーチに平湯温泉のワッペンを付けたコラボレーションアイテム。こちらも登山道整備クラウドファンディング以外での生産はしません。

finetrackコラボドラウトフォースジップネック

そして今回平湯温泉と初のコラボレーションとなるfinetrackとのコラボレーションウェア。鉄板のベースレイヤーであるドラウトフォースジップネックに平湯温泉のロゴが入った整備ユニフォーム。当日は全員これを着用して登山道整備を行います。

登山者の命を守ることを理念とするfinetrackと平湯温泉。ようやく実現したコラボレーションです。

誰もが得をする!寄付ではなくプロダクトリターン

プロダクトリターン

平湯温泉観光協会のクラウドファンディングの特徴はプロダクトリターンに徹底しているところです。「登山を愛する人がサポートしてくれるのだから、より登山が楽しくなるための返礼をするのは当たり前のこと」というのがこだわりです。

クラウドファンディングのリターンを見ると、すべての登山用品をお得に手に入れることができます。

たとえ収益が低くなろうとも登山者の方に喜んでもらえるコンテンツを作り、少ない利益を積み重ねて事業資金にしたいという熱意に多くの協賛メーカーが賛同し、共同で行なう企画が乗鞍新登山道クラウドファンディングです。

乗鞍新登山道整備サポーター絶賛募集中!

乗るしかないこのビッグウェーブに。

登山業界に興味がある人のみならず、プロカメラマンの技術を目の当たりにしたい人、WEBメディア運営技術を知りたい人にとってのコミュニケーションの場としても最高のイベントです。

登山道整備のあとはチーム全員でバーベキュー懇親会。整備した仲間たちと存分に語り合うことができます。

料理は平湯温泉の旅館が総出でおもてなし。飛騨牛をはじめ平湯の郷土料理をご用意。生ビールもサーバーごと用意して飲み放題にするという徹底ぶり。

年に一度の登山のドリームプロジェクト。山を愛する方々は参加されてみてはいかがでしょうか。

https://www.makuake.com/project/hirayuonsen2/

http://www.hirayukanko.com/norikura2017/

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