Lightroomから手軽に写真を販売できるようになったAdobe Stock

LightroomからAdobe Stockで販売

Lightroomのアプリケーション内で写真販売サイトにアップロードできるようになりました。

Photoshopのライブラリからでも写真が購入できるAdobe Stockで販売されるのでデザイナーをターゲットとした写真ならば販売に繋がる可能性が高そうです。

Lightroomでレタッチした画像をワンクリックでAdobe Stockにアップロードできるため、従来の写真販売サイトのような煩わしい作業がありません。写真が趣味の人が実益を兼ねる手段としては面白い連携です。

Adobe Stock Contributorとして写真を販売する

Adobe Stockコントリビューター

Adobe Stock コントリビューター

写真の価格の33%を収入をして得ることが可能です。一番多く使用されるであろう通常ライセンスでの販売価格は1枚1,180円、拡張ライセンスでは7,980円です。1枚売れれば最低でも400円程度の収益になりそうです。

Lightroomを使用して写真を販売する手順

Adobe Stockがあるか確認

まずLightroomの左パネルにある【公開】にAdobe Stockがあることを確認します。ない場合は最新バージョンにアップグレードしましょう。

設定をクリックしてAdobe Stock Contributorアカウントを作成します。

Lightroomのadobe stock設定

Adobe StockはFotoliaと連携

fotoliaで販売

Adobe IDを入力して登録を進めていくとFotoliaクリエイターであるかの確認画面が表示されます。私はFotoliaのアカウントを持っていたため上のボタンをクリックして先に進みました。

その際は現在使用しているFotoliaのアカウントでAdobe Stockと連携させることが可能です。

fotolia

https://jp.fotolia.com/

FotoliaはAdobeと連携を開始する前から高品質な写真を扱うサービスで多くのフォトグラファーが写真を販売しデザイナーなど多くの利用者がいます。

登録が完了したらLightroomから画像のアップロードが可能になる

Lightroomからadobe stockへアップロード

コレクション機能と同様に好きな写真をAdobe Stockにドラッグ&ドロップすることで販売する画像を管理することができます。

販売したい写真をどんどんAdobe Stockの中に入れていくだけです。

公開ボタンをクリック

販売する画像が決まったら【公開】をクリックするとAdobe Stockにアップロードされます。その後は画像のタグ付けの画面をブラウザ上で行いユーザーに写真を見つけてもらいやすくする作業に入ります。 写真のタグ付け

すでにFotoliaを使用している人は販売状況の確認、以前にアップロードして審査待ちしている画像や不採用になってしまった画像の確認もここで行うことができます。

LightroomでAdobe Stockに売りたい写真を入れていく→公開する。この手順を繰り返し写真をアップロードしていけば自動的にAdobe StockとFotoliaで販売されるようになります。

キーワードはLightroomでも入力可能

Lightroomでキーワード入力

写真をAdobe Stockにアップロードしてからタグ付けするのが面倒な場合はLightroomで画像のキーワードを入力しておけば自動でタグ付けされます。販売する写真のターゲットが日本かグローバルかで日本語と英語を使い分けると販売に繋がりそうです。

販売を開始するためには身分証明書の提出が必要

Fotoliaに登録してありましたがAdobe Stockと連携をするにあたり再度身分証明書の提出を求められました。パスポートや運転免許書のコピー画像をアップロードすることで承認されます。

販売する写真のルール

著作件や年齢、写真の内容にルールがありますので、Adobe Stockに登録する前にガイドラインを確認しましょう。画像の仕様に関しては以下のようなルールがあります。

画像(写真またはイラスト): – JPEG 形式のみ – 画像の最小解像度:4 MP(メガピクセル) – 画像の最大解像度:68 MP(メガピクセル) – 最大ファイルサイズ:30 MB(メガバイト)

Adobe Stock コントリビューター向けプログラムの法律上のガイドライン

趣味の写真でちょっとしたお小遣い稼ぎに

Photoshopから購入可能

一度Adobe Stock Contributorアカウントを作りLightroomと連携しておけばサクサクと画像をアップロードして自動で販売されますので、ちょっとしたお小遣い稼ぎに向いています。

販売される前に商用利用できるレベルに達しているかのチェックが入りますので自分の写真が金銭的価値があるのかを知るためにも良いバロメーターになります。またAdobe cloudが浸透してからベクター素材を始め写真もライブラリから検索して購入することが多くなったため、Adobe Stockはかなりの販売力のポテンシャルがあると思います。

写真販売サイトの審査は担当者の裁量が大きいこと、素材として使いやすいことが重要視されるためアーティスティックな写真よりもきっちりと基本を押さえたもののほうが審査が通りやすい傾向があります。趣味で撮影したものアップロードする場合は審査が通ったらラッキーと考えるくらいがちょうどいいかと思います。

スピードライトやモノブロックストロボを使用してのブツ撮りの練習がてら、撮影した素材を販売してみるものモチベーション維持にはうってつけですね。

PhotoshopなどのAdobeのアプリケーションでデザイン作業をしているときライブラリから直接購入できるため、Adobe Stockに質のよい写真が充実すればデザイナーも助かります。

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LightroomからAdobe Stockで販売

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