写真を撮ってその場で編集・ホテルや旅館などで編集するという機会が多い、地方創生ノマド系のカメラマンです。出張が多いカメラマンが使用するのにベストなPCを長年探した結果、MacBook Proという答えに至り1年間使ってましたのでレビューしてみます。やっぱりフォトグラファーには最適なモバイルかと思います。
SSDで高速
大量の画像の取り込みやRAW編集を急遽行うときは外付けハードディスクに入れるよりもMacBook Pro本体に直接取り込んで編集した方が早いです。とくに料理撮影や商品撮影などでテザー撮影をするときにその威力を発揮します。全体的な速度が速く作業はサクサク、スタンバイからの復帰も一種です。
周辺機器がたくさん繋げられる
部屋で充電しながらじっくり腰を据えて作業する場合でも、カードリーダーに外付けハードディスク、Thumderbold経由の優先LANなどが接続できます。用途さえ絞ってしまえばデスクトップPCと遜色ないパフォーマンスを発揮します。
CPUが高性能
私の使っているモデルは Core i5 2.7Ghzです。ノートPCの中では高速なCPUが搭載されています。RAW画像の現像はCPUパワーが便りです。Macbookairだとファンフル稼働で高熱になる上に処理が早いわけではないので、PhotoshopやLightroomを使うのであればMacBookProです。
主に使用しているアプリケーション
- Adobe Creative Cloud(写真編集・WEBデザイン)
- MPMP(WordPress開発用)
- Sublime Text3(コーティング用)
- Slack(WEB開発プロジェクトのチャットツール)
限界集落でノマドをしていますから、WEB開発の打ち合わせや共有はslackで行い、プロジェクトの進捗に合わせてボトルネックになりそうなデザイン作業や写真の納品などを行います。アドビ製品を起動させながらのチャットなどを行う場合はCPUパワーがそこそこ必要なので、MacBook Airでは役不足でした。MacBook Proは今のところ申し分ないパフォーマンスを出しています。
ディスプレイパネルの質がいい
写真の編集をするときはそれなりのモニタが必要です。家ではEIZOのColorEdgeを使用していますが、旅館に持ち込んでガリガリ編集するというわけにもいかないので、高品質パネルを搭載したノートPCが必要になりなす。MacBook ProはMacBook Airに比べてディスプレイの質が段違いです。写真を編集するのであればMacBook Pro一択です。
特にLightroomを起動させて撮影データをその場でPCで確認しながら撮影するテザー撮影。これはノートPCではMacBookProの右にでるものはいません。速度から色再現までキャリブレーション対応のモニタがないノートPCの中では最強ではないでしょうか。
D4Sはもちろんデジタル一眼レフのモニタでのライティングに露出や構図、被写界深度の確認なんてさっぱり当てになりません。きっちりとした物撮りをするときはテザー撮影は必須です。
13インチモデルの大きさと軽さが丁度いい
持ち運ぶに当って13インチというのは使い勝手が非常によい。書類と同じ大きさの感覚で取り扱うことができます。重さもSSD搭載タイプは1.58kgで重たいと感じることはありません。作業中の画面サイズも不便とは感じることもなく、持ち運び用のノートパソコンとしてはベストなバランスです。
喫茶店などでMacBookで仕事をしていると意識高い系の人に思われそうなのでマムートのステッカーを貼ってインボマークを隠しています。ボディケースはアップルストアで売っているものを使用しています。
バッテリーの持ちがかなりいい
充電しながら作業ができるとも限らない状態でRAW編集や簡単なデザイン作業が必要になることもあります。この作業をバスや電車の中で3時間以上駆動可能なMacBook Pro。iPhoneのデザリングと充電を行いながらでもかなりもつので、ネット環境を利用しつつの使用にもおすすめです。
カメラマンの持つノートパソコンはMacBookPro 13インチRetianモデルがおすすめ
こんな感じが1年間フォトグラファーとしてMacBookProを使い倒した感想です。ラボに篭って現像する場合はやっぱりWindows機+EIZOのColorEdgeが使いやすいです。Thunderboltディスプレイは色が中々合いづらいづらいものがあります。
出先の撮影でのモニタ代わりとして、ちょっとしたレタッチとデザイン作業という緊急対応が多い出張ではMacBookProのモニタと高性能は非常に頼もしい存在です。
MacBook Pro 15インチ2016年モデルがベストチョイスに入ってくるかもしれない
現在13インチMacBook Proでテザー撮影の環境を作っています。その最大の理由はマシンスペックと軽量性です。最新のMacBook Pro15インチモデルは旧型よりもより薄くなりすべての面でスペックが上がっています。持ち運びの面で13インチと15インチで大差がなくなってくるのであれば、レタッチがサクサクでき、大きいディスプレイを使用することができる15インチのMacBook Pro 2016モデルが、2017年現在でのベストチョイスはかもしれません。
MacBook Proの情報に関してはgori.meのこの記事の方がわかりやすいです
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