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スピードライト1本で商品撮影も可能にする本格ライティング

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本格ライティングが可能なスピードライト
あまり知られていませんがスピードライト1つで本格的なライティングが可能です。小物撮影はこれだけで十分なレベルです。必要な物は一眼レフと三脚とスピードライト1つだけ。ここではニコンで解説しますがキヤノンのスピードライトでも可能です。

スピードライトは初心者用の使い方もあれば、本格的な商品撮影の使い方もできる便利なアクセサリーです。フィールドとスタジオの両方のストロボの使い方をすることができ、ストロボの基礎のほとんどを学ぶことができます。

スピードライトをカメラに装着せずに発光させることができる

アドバンストワイヤレスライティング撮影と呼ばれる機能です。1つのストロボに同調してもう一つのスピードライトを同時に発光させることができます。つまりは多灯ストロボライティングです。

ボディとスピードライトの組み合わせ

私はNikon D4sなので内蔵ストロボがないため、スピードライトをボディにつけてもう一つのスピードライトを発光させる必要がありますが、フラッグシップ機と一部ボディ以外は内蔵ストロボに同調させて発光させることができます。

つまりスピードライト1つあれば可能です。

スピードライトを三脚につける

スピードライトを三脚に装着する

スピードライトを買うと付属品としてスピードライトスタンドというものが付属します。これはカメラのホットシューに接続するストロボの部分に装着し、三脚に固定するパーツです。こちらを使用します。

三脚の性能は関係ないので、一番安いもので問題ありません。

ワイヤレスで発光させる設定をする

リモート発光させるフラッシュの設定

私のようにワイヤレス発光の指示を出すのがスピードライトの場合は、スピードライト本体で設定します。ボディの内蔵ストロボを使用する場合はカメラのメニューのフラッシュ発光の設定で行います。インターフェースは違いますが設定する内容はどちらも同じです。

ストロボをコマンダーモード / マスターモードに切り替える

メインフラッシュの設定

内蔵ストロボはフラッシュの設定の内蔵フラッシュ発光を「コマンダーモード」に切り替えます。スピードライトはマスターモードにスロットを合わせます。ここで発光量などを設定します。

内蔵ストロボを使う人は内蔵フラッシュ:発光モードTTLとなっていると思います。これは露出を自動的に最適化してフラッシュ発光をするという意味です。商品撮影などでは基本的には使用しないのでM(マニュアル)にします。

次にAブループ、Bグループ、チャンネルという設定があります。これはどのグループ・チャンネルに属するスピードライトを発光させるかという設定です。ボディ1台で複数のスピードライトを発光することができますので、2灯3灯ライティングも可能です。

スピードライトのチャンネルをあわせる

チャンネルとグループの設定

発光させるスピードライトを設定します。
内蔵ストロボ設定 / 発光指示ストロボでAグループをMで1/8に設定し、
ワイヤレスのスピードライトのモードを「コマンダーモード」にしてからAグループの1CHに設定します。
こうすることで、ワイヤレスのスピードライトが1/8で発光します

発光の角度が変わることで撮影のバリエーションが増える

撮影のバリエーションが増える

商品撮影は特にですが、ストロボの直射は避けるのが基本です。料理は半逆光が基本とされています。このように光の当て方をコントロールするのを「ライティング」といいます。

あえてオーバーに撮ることもあれば、アンダーにしたり、穴を開けた紙を置いてスポットにすることもできます。

最低コストでできる本格ライティングの勉強

低コストでできるライティングの勉強

普段はカメラに装着して、家ではブツ撮り用のストロボに変身。私の少なくないフォトグラファー経験の中でおそらくコレが一番コストがかからずにライティングの勉強ができるシステムです。

業務用のストロボはよくも悪くも大きく、照射角があるので小物の陰影が作りづらかったりします。その点スピードライトは照射角が狭いので、被写体の近くに置くことで強烈な陰影を作ることができます。

鏡やレフ板を使って補助光源を作る

レフ板を使い補助光源をつくる

ストロボ直射は基本的に避けますが、正面が黒く潰れてしまっても残念な写真になります。そこで後ろや横から当てた光を前に持ってくるレフ板や鏡を使うとライティングの幅が広がります。

内蔵ストロボの発光量を1/64にするなど、ちょっとだけ光をあてて上げてもいい感じになります。レフ板を使ったときの光の質と、内蔵ストロボ直射の質を比べてみるなどして経験値をガンガン稼ぐことができます。

常識にとらわれず色々なやり方を試す

好きにライティングして勉強をする

ライティングのマニュアルに従う必要はありません。光を当てて勉強するのが大事です。例えばスピードライトのヘッドを床に当てて撮影する。そうすると床から反射光や照射角から漏れた光でライティングできます。

どう撮るか、ではなくどう撮れたか。
この経験値をストックし続けていくと「アレはこう撮る、撮れるはずだ」という感覚が育っていきます。偶然ではなく光をコントロールし始める感覚こそプロカメラマンの入り口です。

ハイスピードシンクロを使用して浅い絞りでも陰影を出す

ハイスピードシンクロ
ストロボを使用して浅い絞りを使うこと事態はそれほど難しくありません。浅い絞り中で陰影を強くのはものすごく難易度が高いです。

実はスタジオライティングだと超高等術なのですけれど、スピードライトを使用したライティングだとF1.4の浅い絞りでも陰影を出すことができます。やり方は簡単。露出モードをマニュアルにしてシャッタースピードを1/1000などの高速にすることです。

そうするとスピードライトが発光している時間のほんの一部分しか光を取り込めないので浅い絞りでも陰影を出しつつ露出をコントロールできます。

野外ではプロでも使用する

野外でもストロゴ撮影ができる

スピードライトを使用すると山の中でも多灯ライティングが可能になります。

業務用のストロボは学校の集合写真などでよく見る、バッテリーをヘッドと呼ばれる発光部分にケーブルでつなげるタイプと、家庭用コンセントを使用するモノブロックなどがあります。

野外用のバッテリーは数キロの重さがあり、登山などのアウトドアに持っていくことは現実的ではありません。その点スピードライト1つ持っていれば山の中でもある程度のライティングが可能になります。

写真の技術を向上させたい人、バリエーションを増やしたい人にとって3万円でこの環境が手に入るのであれば安い投資と思います。

リモートライティングができるストロボならどれでも可能ですが、発光量を細かく調整できる中級機以上のものがおすすめです。三脚はローアングル対応のものを使用するとライティングの幅が広がります。ストロボ設置のみに使用するなら少し頑丈な小さい三脚がおすすめです。

モノブロックストロボを家に置くスペースがない人はスピードライトを応用してライティングもおすすめです。プライベートでも使用可能なのでコストパフォーマンスはとてもいいです。

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本格ライティングが可能なスピードライト

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