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基本は絞り優先モードがおすすめの理由。F値の感覚をつかむのが上達のコツ

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写真撮影の基本は絞り優先
一眼レフで写真撮影を楽しんでいる方でAUTOやプログラムオートを使用している人もたくさんいらっしゃいます。すべての設定をカメラで行うことができるので、高確率でベターな写真を撮ることはできます。しかしベストな写真を撮ることは難しいです。

カメラ任せのオート設定だと、自分で決めた設定ではないことから「この設定だとこういう写真が撮れる」といった経験値が貯まりません。
一眼レフ初心者の方は1つ上のレベルに行くために撮影の設定を自分で決める撮影モードにチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

私のおすすめは一眼レフの撮影モードは絞り優先モード(Aモード)です。理由の1つはマニュアルの次に自由度が高く意図した写真が撮りやすいこと。もう1つは被写界深度を左右するF値を自分でコントロールし、その中に必要なシャッタースピードを出すために技術を得られることです。

絞り優先モードとは

ボケと被写界深度をコントロールするF値
F値を自分で設定し被写界深度をコントロールすることでボケを作り出すモード。

レンズに記載されているF値が最小F値となり、一般的なレンズ最高F値が22〜32です。24-70mm F2.8のレンズならばF2.8〜F22を自在にコントロールできます。

シャッタースピードはすべてカメラに任せる

F値を固定してシャッタースピードは自動になる

自分でF値を設定し、カメラが自動でシャッタースピードを選び、露出が最適になるように自動設定されます。

F値が小さいほど自動でシャッタースピードが早くなり、F値が高いほどシャッタースピードが遅くなります。気をつけるのは1点、F値のよってはシャッタースピードが遅くなりすぎて手ブレを起こすことです。

手ブレするときはISO感度を増感する

手ブレが心配な場合はISO感度を増感する

F値を大きくするほど自動でシャッタースピードが遅くなります。手ブレや被写体ブレを起こすシャッタースピードになった場合は、ISO感度を増感してシャッタースピードを上げる設定が必要となります。

ISO感度自動設定モードと組み合わせる

ISO感度を自動制御する

デジタル一眼レフには【自動感度設定】という機能がついている機種があります。この機能を使うと設定したシャッタースピードを下回った場合、自動でISO感度があ増感されてシャッタスピードを設定値に戻してくれます。

1/60で設定した場合、どんなF値を選んでも上限ISO感度を超えない限りシャッタースピードが1/60以下にはなりません。

F値は自由に選べてシャッタースピードも気にする必要がない素晴らしい機能ですが致命的な欠点がISO感度をコントロールできないことと、露出(F値とシャッタースピード)のコントロールの感覚がまったく身につかないことです。

ISO感度の向上は画質の劣化に直に繋がるので最終手段と考えるべき設定なのでそこを積極的に変えていく撮影手法は、失敗できないシチュエーションのみに限定することをおすすめします。

絞り優先モードを使うシチュエーション

絞り優先を使う場面

  1. F値を小さくしてボケを作り出す
  2. F値を高くしてボケをなくしピントの範囲を広くする
  3. ブレが発生しないシャッタースピードにするためにF値を小さくする
  4. シャッタースピードがブレを起こさない範囲でF値を上げて被写界深度を高くする

このようなことを自分でコントロールしたい時に絞り優先(Aモード)を使用します。では具体的なシチュエーションを見ていきます

絞り優先モード(Av)の具体的な使い方

F値を決め、シャッタースピードを上げるためISO感度を増感

F値を決めてISO感度を設定する

  1. 背景をボカシたいからF4くらいの被写界深度で撮影しよう
  2. 200mmの望遠だからシャッタースピードは1/300秒以上欲しい
  3. F値を4に変更したらシャッタースピードが1/160秒だったたのでISO感度を200から400に増感。自動でシャッタースピードを1/320秒になった
  4. シャッターを切る

シャッタースピードを上げるためにF値を小さくする

シャッタースピードを早くするためにF値を下げる

  1. 現在F5.6でシャッタースピードが1/30秒
  2. 手ブレを起こすからF4に落としたら自動でシャッタースピードが1/60秒になった
  3. 被写界深度も十分で手ブレしないシャッタースピードなのでISO感度を上げる必要もなし
  4. シャッターを切る

シャッタースピードに余裕があるのでF値を高くする

F値を高くして被写界深度を深くする

  1. F2.8でシャッタースピードが1/500秒
  2. シャッタースピードに余裕があるので2段絞ってF5.6 1/125秒にして被写界深度を深くした。
  3. シャッターを切る

F値を上げて遅くなったシャッタースピードをISO感度増感でカバー

深い被写界深度とISO感度でパンフォーカスにする

  1. F4でシャッタースピードが1/250秒 ISO200
  2. 被写界深度を深くして風景を撮りたいので F11までF値をあげる
  3. F11にした結果シャッタースピードが1/30秒まで遅くなり手ブレを起こす
  4. ISO感度を800に増感し、F11 シャッタースピード1/125 ISO800にした。

絞り優先はシャッタースピードのコントロールも可能になる

絞り優先モードは単純にボケをコントロールするだけではありません。

単純に絞りのみを変えてシャッタースピードを稼ぐこともあれば、手ブレをしない範囲でF値を上げて被写界深度を深くすることもあります。
使用するF値での写真を取るためにISO感度も同時に操ることも多くあります。

慣れてくるとほぼマニュアルのようにF値・ISO感度・シャッタースピードをコントロールすることが可能です。様々なシチュエーションに対応できることと、露出の感覚を鍛えることができるのがおすすめする理由です。

自由度が高いことから、絞り優先モードはプロをはじめ多くのフォトグラファーが基本設定として使用されています。

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