登山では何を食べても美味しく感じる。それが例えカップラーメンであっても。
では山で料理をしたらどれだけ美味なのだろう、そう思いつきヤマメシ沼にハマる人は後を絶ちません。
しかし単独行だと持ち込めるクッカーや食材に限界があり凝った料理を刷ることができません。そんなときにオススメなのがバウルーを使ったホットサンド。 今回は1回の山行で1度しか使えない禁断のワイルドホットサンドの作り方をご紹介します。
食材はすべてコンビニで調達可能
突発的に山に行くとが多く、夜明けと共に登り始めるため食材はコ24時間コンビニで調達できるもので揃えると計画が破綻しません。
ワイルドホットサンドの食材は「自分の好きなものを詰め込むこと」。それ即ち夢を詰め込むこと。少年の心に従って食材を選びましょう。
冬以外の季節は保冷パックに入れること
要冷蔵の食材を使用する場合は、保冷剤に入れてザックに入れることが基本となりますのでかなり容量を圧迫します。
撮影機材をザックに詰め込むと余分なスペースがないため、私のような単独行+ガチ撮影スタイルの人は保冷剤が必要ない冬山のみになります。 山屋にとって冬が食の季節です。
コールマン クーラーボックス エクストリームアイスクーラー/5L 2000022237
食パンにありったけの食材を載せる
ポテトサラダの上でデミグラスソースのハンバーグを置き、ベーコンで覆います。
肉×肉は男料理の基本中の基本。 ファミレスで出てくるハンバーグセットのすべてを1つのホットサンドに集約させるくらいの勢いでいきましょう。
上に食パンを置き、思いきり押しつぶす
これだけ具材を詰め込んで果たしホットサンドにすることができるのか?慣れないうちは不安になります。
しかしどこまでも自分を信じ、限界を超えることの大切さをワイルドホットサンドが教えてくれます。 はみ出た具材は指で押し戻し、ベストポジションを探します。
バウルーの取っ手のロックが閉まればホットサンドは作れる
このくらいであれば上の下の食パンはくっつきます。
指押しても戻りきらなかった具材はそのままにして焼いてしまします。 細けぇことはいいんだよ!という考えがヤマメシには必要だということを、バウルーが、ワイルドホットサンドが教えてくれます。
バウルーを使うときはバーナーパットを使用する
バーナーパットを使用すると熱源を広げることができるのでキレイにホットサンドを作ることができます。
しかし火力を上げすぎると真ん中に熱が集中しやすいので、中火程度の火力がおすすめです。
厳冬期の2000mだと食材は基本的に凍ってしまいますので弱火でじっくり温めないとホットサンドはできても中の具材が冷たいこともあるので注意が必要です。
私はバウルーでホットサンドを作るときはイワタニプリムスのP-153を使用しています。

ソースを焼き周辺に匂いを撒き散らす
いわゆるリア充アピール。
冬山でも美味いものを食ってる俺すげーだろ!とアピールをすることで、具を詰めすぎて溢れ出たソースが焼けて焦げてしまうことを正当化します。
ちなみにポテトサラダを抜くだけでソースがこぼれないキレイはホットサンドが作れ、バウルーも汚れないので複数回使用することができます。 けれども限界に挑戦することの大事さと尊さ、それをボクは忘れない。
ワイルドホットサンドの完成
バウルーをひっくり返したり、途中で焼き目を確認しながら丁度いい具合まで調整します。
バウルーに触れると火傷するので注意が必要です。厳冬期ならば雪に突っ込んで置けばすく冷却できます。
ホットサンドをナイフでカットする
そのまま食べてしまってもいいですが、ハンバーグを中央に入れるとたどり着くまで時間がかかるのでナイフでカットします。
登山用のまな板がないときは適当コンビニの袋などの適当なシートを下に敷いてナイフで切り分けます。
どんな山でもナイフ一本あると何かと便利なので登山には携行することをおすすめします。
お手軽に登山で料理をするならバウルー
好きなもの×好きなもの=美味いもの。完璧なロジック。
コンビニでお惣菜を購入してバウルーで焼くだけで乾麺などとはレベルが違う味になります。 登山でしっかりと調理をするのはパッキング技術、事前の食材の切り分け、調味料を小分けするボトルなど揃える知識と道具がたくさんあります。 ジェットボイルでのカップラーメンに慣れてきたらバウルーを購入し、登山口近くのコンビニでパンと惣菜を買って登山してみてはいかがでしょうか。
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