カメラ初心者のための基礎知識と撮影テクニック

初めて一眼レフやミラーレス一眼を購入した初心者の方はカメラの設定の複雑さや専門用語の多さにとまどうと思います。カメラの自動設定にまかせて撮影しても綺麗な写真を撮れますが、自分の理想とする写真を撮るために設定や技術を駆使するのが写真撮影の一番の醍醐味でもあります。

もっとカメラを理解し撮影を楽しみたい方のために、初心者からはじまり仕事で写真を撮るプロになるまでに勉強した一眼レフ・ミラーレス一眼の勉強方法を順番に解説していきます。

カメラの勉強方法

一眼レフ上達のための勉強方法

正しい知識と試行錯誤の繰り返し

写真撮影の初心者が上達するためには、正しい知識をインプットして実際に撮影して確かめるしかありません。趣味程度の写真撮影からプロカメラマンになった経験から、成果の出る勉強方法をまとめました。

露出

一眼レフは露出の仕組み

一眼レフは露出の仕組みを覚えることからすべてがはじまる

カメラの設定は絞り(F値)・シャッタースピード・ISO感度の3つです。すべてが相互関係にあり、この設定をいかに操るかでシャッターチャンスを多くつくり、ミスショットを減らし、写真の品質も最高のものにすることができます。

カメラの撮影モード

カメラの撮影モード

撮影設定のどこまでを自分で決めるべきかで使い方を分ける

撮影のシチュエーションによって、どの撮影モードを使い分けるかが重要です。すべてを自分で設定するとシャッターチャンスを逃してしまう場合もありますし、カメラに露出を任せては絶対に撮れない写真もあります。どの場面でどの撮影モードを使うのかを解説します。

スピードライト(クリップオンストロボ)

スピードライトの使い方

写真の失敗はスピートライト1つで解決できる

一眼レフ初心者ほど外付けフラッシュにより安定したいい写真が撮れます。光源を操るライティングは写真撮影を上達させるときに必ず必要に必要になる知識と技術なので、最初から触れているメリットは図りしれません。スピードライトを使用するとどのような写真が撮れるのかを解説します。一眼レフできれいな写真を撮りたい方には是非ともおすすめしたいアクセサリーです。

レタッチ・画像加工

フォトレタッチ

ベストショットは写真の始まりにすぎない

写真撮影だけでは写真出来栄えの半分程度。もう半分は現像処理によってクオリティーが左右されます。レタッチ技術はフィルム現像でも行われた技術であり、ベストショットをもう1段階上のレベルに引き上げることができます。デジタル一眼レフを使うのであればRAW画像のレタッチ技術・Photoshopによる加工処理は覚えておくべき技術です。