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一眼レフ持ち歩きによる破損とマナー。トラブルを防ぐジェントルの法則

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カメラの持ち歩きとマナー

一眼レフの持ち歩きのトラブルは事欠きません。特に破損と対人トラブル。

「迷惑をかけていない」という考え方が原因のように思います。カメラを持ち歩く人も迷惑をかけていいと思って持ち歩いてる人は少ないと思います。しかしお互いの常識の間に差があり時々トラブルになります。

明確なルールやマナーがないので初めて一眼レフを持って街に繰り出す初心者ほど困惑するとのではないでしょうか。

初心者からベテランまで、破損やマナーによるのトラブルを起こさない方法があります。それはこちらは精一杯相手を気遣い、かつ相手にそれを気取らせない。つまりジェントルマンになることです。

もちろん撮影のルールや人としてのマナーを守った上での話になります。

電車でのカメラの持ち歩きによるトラブル

乗車率の高い電車の中で一眼レフを肩に掛けたり、たすき掛けしているケース。わりとよく見かけます。当然ぶつけて破損するリスクがあります。自業自得の単独事故の可能性もあれば不可抗力の場合も想定されます。分かりやすいケースですので、こちらを題材にカメラマンが一般の方にできる気配りを考えます。

Gentle Level1. フードを付けて破損を防ぐ

持ち歩くときはレンズフードを正しくつける

フードを正位置で着用することで直接レンズが傷つくリスクを押さえることができます。カメラを大事にしたい気持ちがあるならば無意識に行なう行動ではないでしょうか。

Gentle Level2. たすき掛けではなく首にぶら下げる

たすき掛けは子供の顔にぶつかる

肩越しにたすき掛けすると自分の視野の外にカメラがきます。当然一眼レフをどこかにぶつけるリスクがあります。ここで注意して欲しいことがあります。大人がたすき掛けしたときのカメラの位置は丁度子供の顔の高さです。

子供の動きは予測がつきません。子供が勝手にカメラにぶつかってきてレンズが破損した場合、その非はどちらにあるでしょうか。

子供に責任はない

どのような経緯であれ自分が要因で子供を泣かすのは紳士的とはいえません。

この場合悪いのは危険予測ができるほど成長していない子供でしょうか。それとも予測できる行動ができたはずのカメラを持った大人でしょうか。ちょっと子供から目を放してしまった親でしょうか。親がいなかった場合は?

どう思いますか。

カメラは首からかける

カメラをたすき掛けではなく自分の身体の正面にくるように首からかけておけば回避できるトラブルかもしれません。

Gentle Level3. カバンの中に収容する

バッグの中にカメラを入れる

そもそも機材を裸で出さずにカバンの中に入れて持ち運べば、ぶつけてもクッション性があるため問題ありませんしトラブルも起こりません。取り出しが不便ですがそれは自分が我慢すればいいだけの問題です。

カメラマンとして機材と一般の方に気を遣いつつ人に気を遣わせない。ナイスジェントルです。ソフトボックスを使えばお気に入りのバッグでも一眼レフを持ち運ぶことができます。

カメラを人混みの中で出すことは相手を心理的に圧迫する

人が多い中で精密機械を出すこと自体、相手に気を遣わせてしまいます。ぶつけて壊してしまったら弁償させられるんだろうか、子供の顔に当って怪我したらどうしよう。ポジティブな心象を持つ人は少ないでしょう。

小さい子と同乗しているお母さんは気が気じゃないかもしれません。

しかし注意するほどマナーが悪いとも言えません。ぶつかって痛いのはカメラだけじゃなく、電車の中にはたくさんあります。精密機械ならパソコンを開いているサラリーマンもいます。

結果として多くの人は「近づかない」という選択を取ります。思いきり気を遣われてます。

カメラマンも観光地の広い道なら人との距離があるため肩にかけていてもぶつけることはないかもしれません。しかしそれも人の密集度など、判断は自身でしなければなりません。

一眼レフの持ち運び方にルールはありません。故にカメラを持つ方が自身で考えて答えを出さなければなりません。皆さんの考えるジェントルとはどのようなものでしょうか。

三脚とカメラの持ち歩き

これから紅葉シーズンですので公園で撮影を楽しむために三脚と一眼レフを持ち歩き撮影しようとする人も多いでしょう。

実はこの撮影スタイルがもっとも大惨事につながりやすい典型です。

Gentle Level0. 三脚をカメラにつけたまま肩に掛けてて歩く

三脚とカメラの持ち歩き
昭和記念公園でこれを実践している人がいてびっくりしました。超弩級の危険行為です。これがどれだけ危険かを解説します。

射程範囲はおよそ3m

射程範囲は3m

呼ばれて振り向く。それだけで半径1.5mの範囲が攻撃対象のキリングマシーンとなります。しかも先端に鈍器をぶら下げている状態で遠心力を効かせて相手を撲殺する慈悲のない攻撃です。

三脚から一眼レフが外れて落下した時の対応もできませんし、対人被害のリスクも極めて高いです。紳士的以前に普通の感覚をしているなら危険すぎてできません。

Gentle Level1. 三脚をカメラにつけたまま胸元で抱えて持ち歩く

三脚を胸元で抱えて移動する

人にぶつけないために胸元にかかえて持ち歩くスタイル。少しの移動なら…とこの持ち方をする人がいます。これに慣れてしまうと機材破損リスクがとても高くなります。

3本の足の長さが違う可能性

三脚の足を1本短くする

公園などのフィールドでは水平を取るために足の長さを別にすることがあります。例えば階段の1段上に1本の足を乗せるなど。そうなると1本だけ三脚の足が短くなります。

撮影が終わり無意識に足を閉じて移動し、新しい現場で足を広げて設置すると…三脚が倒れて機材が破損します。機材のことを考えないバッドジェントルです。

Gentle Level2. 三脚を畳み一眼レフを外して持ち歩く

三脚と一眼レフを外して持ち歩く

カメラを首にかけて右手で持ち、三脚を左手で持ち歩きます。機材の破損リスクも人にぶつける可能性もない。人と機材に気を遣えるナイスジェントルといえます。

ジェントルとシャッターチャンスはトレードオフ

紳士的に撮影しようとするほど行動力が落ち、シャッターチャンスが減ることは間違いないでしょう。故にギリギリの水準の「迷惑がかからない範囲」を自分で決め、撮影機会を増やす撮影スタイルになっているのではないかと推測します。

一眼レフを持ち歩く人の中に「シャッターチャンスを逃したくない」という方がいらっしゃいますが、世間一般の価値観と照らし合わせてそれがどのくらいの価値を持つのかを考えてみるといいかもしれません。

それが世間の常識として尊ばれるべきものだと思うなら今のスタイルを続けるべきです。思うところがあるならば改めるべきです。

カメラマンが目指すべきはジェントルマン

危険を予測し人に気を遣わせない、しかし機材を大切にし撮影を楽しむ。それこそがジェントル。

私はネイチャーフォト専門なのでやむを得ず機材を傷つけてしまうこと機会は多々ありますが、自分から破損リスクの中に飛び込むことはしていません。

写真撮影やカメラの持ち運びに関しては難しく考えず「こちらは気を遣う、相手にそれを気取らせない」これを実践するだけでほとんどのトラブルを回避し、悪い印象を持たれることはないと思います。

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