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カメラマンとして写真撮影で生計を立てるために必要なこと

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プロカメラマンとして仕事をするにはカメラマンという単語は海外では意味が通じないのはご存知ですか?実は和製英語です。

海外を目指すならフォトグラファーという言葉を使った方が無難ですが、日本国内でカメラマンを目指す人への私なりのアドバイスです。

最近はデジタルカメラが主流になり趣味にする敷居が下がったことから、写真愛好家が増えたことは間違いないです。

それ故に良くも悪くも写真撮影の専門性というものが薄れていると感じます。「デジカメだから誰でも撮れる」という認識が個人ではなく企業でも浸透してます。カメラマン志望の方が飛び込もうとしてるのはこの市場です。正直なところ厳しい状況です。

大学の写真学科・専門学校は必須ではない

10年前くらいから言われていることです。学校では基礎部分を理論的に学ぶことはできますし、現像など個人レベルではできない経験を積むことができます。

しかし大学・専門学校を出たからと言ってフォトグラファーとして大成できる確率は非常に低いです。卒業後はフォトグラファーやスタジオのアシスタントをしつつ、自分のポートフォリオを貯めていきフォトコンなどに参加するのが定番です。

個人的な意見ですが、学生でない限り専門学校や大学は可能性を感じません。

仕事に繋がる人との出会いがあまりないので現在ではおすすめしません。フォトグラファーよりアシスタントの方が需要があるのでステップアップは難しい状況です。

堀江貴文さんも行っていますが、日本人は勉強を美徳と考える傾向が強く、経験値を甘くみる傾向があります。業界に飛び込める程度の技術があるなら迷うことなく飛び込んでしますのが一番かと思います。

まったくの未経験だとバイトでも難しいかもしれないので、知り合いに習うか短期集中型の講座に参加するのもいいかと思います。都会ならばそういう場所はかなりありそうです。


写真の価値を分かっているのは各分野のトップ企業のみ。受注が軌道に乗るまでは厳しい

これは非常に面白いです。業種を問わず業界で名の知れている企業はすべて写真は重要なものと位置づけていてかなりの投資をします。飲食店・アパレル・宿泊業・美容と色んな撮影をしてきましたがこれは確実です。

逆に売上が低迷している、評価もあまりない企業は写真をとても軽視します。デジカメで撮れるという理由から経費削減の第一候補にあげWEBサイトやチラシの素材を自分たちで調達する傾向が強いです。

実務経験がないカメラマンが写真に価値を見出しているクライアントを見つけることは難しいです。実務未経験者この写真を軽視している会社をどのように扱うか、というアプローチになります。

撮影機会の多い仕事を選べ

カメラマン志望ということはまだ若く可能性を模索している段階だと思います。

まずはとにかくシャッターを切れる場所に身をおいてください。カメラマンにとって一番大事なのは経験です。知識や感性はその次です。

WEBショップ運営やイベント開催系の会社がおすすめ

アルバイトでも派遣でもいいのでとにかく写真撮影をする仕事を探しましょう。未経験でも引っ掛かりそうなのはWEBショップ運営をしてる会社やフリーペーパー、イベント開催系でしょうか。個人的にはWEBショップ運営がカメラマンとしての道を広げてくれると思っています。

WEBデザイナーがいる職場が最高

WEBショップ運営する会社には必ずデザイナーがいます。現在フォトグラファーとデザイナーは切っても切れない関係です。普段の生活を思い浮かべてください。インターネットを見ない日がありますか?まずないですよね。

そのWEBページに載ってる写真を撮っているのがカメラマンで、ページを作っているのがデザイナーです。WEB業界に携わるということはフォトグラファーとしての仕事の機会が増えるということです。

社内での撮影担当としてのイニシアチブを取れ

その会社に専業のフォトグラファーがおらす、素人ながら頑張っているレベルの撮影であったらチャンスです。ライティングや構図の勉強を独学して社内でのポジションを固めてしまいましょう。

そのために自費で一眼レフとストロボを買う価値があるくらいです。

撮影はアウトプット8割・インプット2割で行う

写真の仕事は基本的にアウトプット作業です。クライアントがいる仕事では現場でインプットということはまずできません。結婚式など失敗ができない撮影はなおさらです。

まずは自分の中で及第点を設定します。全体の工程で納品できるレベルの写真が撮れたと思ったら残りは実験的な撮影を織り交ぜます。ライティングを替えたり、構図を替えたり。撮影の教科書ではやってはいけないと書かれていることもやってみてください。教科書が正解とは限らないのですから。

そこで得た引き出しの数があなたの今後の武器になります。

WEBデザインとマーケティングを学べ

私のカメラマンとしての経験でやっていてよかったと胸を貼って言えるのがWEBデザイン・ディレクション・マーケティングの経験です。

まず受け止めるべきことに「写真を写真として受け入れてくれる市場はごく一部」というものがあります。デザイナーから見れば写真は材料であり、経営者からみればブランディングのための材料です。「利益を出すため」のツールであり、別に技術的にすごい写真だとかいうことには一切興味がありません。

この考えを持たないとクライアントと良好な関係は築けません。

さて、周囲の仲間たちと上手くコミュニケーションを取るためにはどうするればいいのか?同じ仕事をしてみればいいんです。

頑張ってWEBデザインをしましょう。スキルは現場の人から盗めばいいんです。

私が現場で習得したWEBデザインスキルとアプリケーション

  • Photoshop
  • Illustrator
  • Dreamweaver
  • Coda2
  • SublimeText
  • HTML
  • CSS
  • javascript
  • jQuery
  • WordPress

だいたいこのような感じです。競合他社のホームページをみてそっくりそのまま自分でも作れるくらいのWEB制作技術と、WordPressを使って自分のブログを立ち上げられるスキルを取得できればいいと思います。この段階のレベルでいうと東京の派遣WEBデザイナーとして時給2000〜2500円くらいだと思います。

このくらいになってくると「デザイナーが加工しやすい構図」「美しさよりもインパクトのある写真で売上を出す」こういった生々しい考え方ができるようになります。大事なのは自分の好みではない写真も撮れるようになるということです。ゴールを意識して自分が何をするべきなのかを逆算できるようになります。これは自分一人の環境では絶対にできない経験です。

経験は最高の知識です。どんどん貯めてください。

デザインができるカメラマンは強い

この2つが行える人材はほとんどいません。いたとしても「ちょっとした写真が撮れるデザイナー」です。写真に重きを置いているわけではありません。デザイン会社でも写真業界でもこの2つは畑違いとして分業しているからです。なんでも自分でやらざるを得なくなったフリーランスになってから、どちらかを後天的に身につけたというケースが殆んどです。

悪く言えばどっちつかずですが、ここで最初の話に戻ります。写真を軽視してる会社から仕事を受けることができます。なぜならそのレベルの会社の基本的な考え方は「コストパフォーマンス」だからです。

WEBと写真撮影の両方を任せられるということで、受注できる可能性は高いです。金額面はその人次第ですが経験が浅いうちは実績作りとして受けてもいいのではないでしょうか。知り合いに独立・企業される方がいたらアプローチしてみるのも手です。WEBサイト制作と写真撮影がどのくらいの金額なのかは身にしみて分かっていると思いますのできっと重宝してくれると思います。

商品撮影の経験がなければモノブロックストロボのセットを買え

コメットのモノブロックストロボ

最初に飛び込む写真を扱う業界で商品撮影をしていればラッキーです。ストロボの使い方をマスターしちゃってください。

でも蛍光灯での撮影だったらアンラッキー。その場合は業務用のストロボを購入して商品撮影の練習をしましょう。どうせフォトグラファーになったら必要になるものです。先行投資と考えましょう。

最近はライティング技術の書籍も増えていますし、色々試していけば基本的な技術は身につきます。あとは自分の得意とする構図や配置、ライティングを見つけてください。

このくらいでようやく食いっぱぐれないレベル

正直なところ、このキャリアステップでは東京でWEBデザイナーしている方が安定します。写真撮影は定期的に受注できるクライアントを見つけるのが難しいんです。ただWEBの技術を身につけておくと写真の仕事がないときにランサーズやクラウドワークスなんかで食いつなぐことはできます。短期派遣でどこかの開発現場の常駐デザイナーになってもよいですし。

安定した撮影受注ができるようになるまでは収入源は複数持っておいた方がよいです。それがWEBならばそこから撮影の受注に繋がる可能性が高いので相性がよいということです。

あとはチャンスをどう掴んで広げるか、それはアナタ次第です。

最後に、海外でフォトグラファーを目指すなら空手道場に通いましょう。カラテができる、これが最大のコミュニケーションになります。

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プロカメラマンとして仕事をするには

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