登山靴は人によって選び方が異なりますし合う足型も違います。どれを買おうか毎回悩むのですが今冬はLOWAのヴァイスホルンGTを購入しました。アイスクライミング対応で前後にコバがついており、なによりも歩行サポート機能が充実していたのが決め手です。
縦走で歩きやすい冬山用の登山靴が欲しかった
実は日本に帰ってきて冬山のよう登山靴を購入するのはこれが初めて。それまではヨーロッパのアルパインがメインの登山が多かったた冬山=アイスクライミングを含むのが前提でした。
ですのでクライミングでのアイゼンの装着具合が良く、足がギュッと固定されるキツめの登山靴を使用していました。ボルダリングやロッククライミングのシューズと同じ考えです。
日本での撮影登山でそのようなルートは少なく、むしろひたすら歩く登山が多いためクライミング性能はほどほどでいいので快適な登山靴を検討しました。そこでたどり着いたのが渡しの場合はLOWAのバイスホルンGTX。以前単独で登頂してきたスイスの山から取った名前っぽいので感慨もひとしお。
ソールはビブラムDolent
溝が深めでグリップ力の高いソールで、本格的な夏山〜秋山の登山靴でも使用されています。岩場でのスリップに対して強いソールなので雪が降っていない状態の冬山でも安心して使用できます。
フレックスフィットシンクロ
足首の部分にソフト素材のシューループを入れることでは着心地の調整が行えるようになっています。
アルパインルートなどを歩く際、特に狭い道を歩く場合、膝の位置は足首より外側に出る形となります。フレックスフィットシンクロは、このようなことを想定し、左右非対称のアッパーの成形によりそういった場所での歩行時に窮屈感が生じないよう足の動きに柔軟に対応する仕組みです。
ちょっとした登攀やトラバースでは足の動きが複雑になりますので、その際に足を柔軟にサポートしてくれるシステムです。
靴紐の締め具合をロックする
ローバーが特許を取得している靴紐をロックするシステム。金具を倒すとロックがかかるため足首からつま先までの靴紐の緩みを防ぐことができます。もちろん山行中何度か確認することは必須ですが、指のホールドがなくなり靴の内部に当たり痛くなることがなくなります。
靴の前の方に指が当たる下りでの怪我や事故を未然に防ぐことができる優秀なシステムです。
金具を起こすことでロックが解除され、靴紐を締めたり緩めたりすることができるようになります。
ワンタッチアイゼン対応
冬専用の登山靴なので前と後ろにアイゼンを装着するコバがついています。前後にコバがあるものは基本的にはすべてのタイプのアイゼンに対応できます。
ここにアイゼンをジョイントさせてしっかりとホールドします。冬山対応と書いてある登山靴でも前コバがついていないものも多いため買おうとしている登山靴と装着するアイゼンがお互いに対応しているか事前に調べないと書い直しすることになるので注意が必要です。
厳冬期の北アルプスや八ヶ岳に挑む際は12本爪のアイゼンが必要になります。アイスバーンでもしっかり噛み付く刃数でないと滑落の危険性が高まります。

携行用のループ
山荘に置くときにここにカラビナを通して目印にしたり、ザックひ引っ掛けたりして携行することができます。使用頻度が高いものではありませんが、時々便利だと感じることがあります。
歩行のサポートが充実している冬山用登山靴
LOWAのヴァイスホルンGTは外観上でもわかる歩行をサポートする機能が充実していて、快適に歩けそうだと思い購入しました。保温性能のオフィシャルで−25度まで対応しているので日本であればどの山でも使用上問題ありません。
登山用のブーツは山で使用するまではクッション性や足へのサポート性能の予測がつかないので、このように外観でわかる性能や会社が持つこだわりなどで候補を絞っていきます。
当然足のサイズが合わないと意味がないものなのであくまで山行程度です。
登山靴は購入前に必ず試履きを
冬山用の登山靴と言っても歩行に向いているものもあればクライミングに向いているもの、両方のバランスがいいものと様々な特性がありますので、初めて買う人はショップ店員に相談するのが一番です。
インターネットで購入する場合も一度は必ず店舗で足のサイズを計測し、フィッティングを確かめましょう。サイズが合わないと気づくのはほとんどが登山中です。そうなってからの返品はできません。
同じシューズの買い増しでしたら実物を見なくても問題ありませんが、高い買い物なので多少の値引き額に釣られず適正価格でしっかりサービスを受け、納得してからの購入をすすめします。

スポンサーリンク
コメントを残す