同じカテゴリーで読まれている記事

登山用ザックに一眼レフと大量のレンズをパッキングをする方法

0
0
0
0
1
605

山岳写真機材のパッキング
一眼レフ1台とレンズ3本を収納してテント泊できるカメラザックはありません。80L以上の大型ザックにテントやシュラフを含めて機材を収納するのが現状の最善策です。

しかし登山用のザックはカメラ用のザックとは違い緩衝材が入っていないので、高価な機材を破損しかねません。私も仕事で数本のレンズを壊しました。

最高の写真を求めて山に大量の撮影機材を背負って登るネイチャーフォトグラファー・山岳写真家愛好家のために現在の私の山岳写真撮影用のパッキングをご紹介します。使用しているザックはMAMMUTのHeron Pro 85+15Lです。

mammut_heonpro

こちらのザックにテント泊用の登山用品と撮影機材を詰め込んでいきます。

持っていく基本撮影機材

仕事で山に入るときは基本的にはF2.8のズームレンズ3本とテレコンバーター1つを持って行きます。

山岳写真用撮影機材

  1. Nikon D4s
  2. AF-S NIKKOR 14-24mm f/2.8G ED
  3. AF-S NIKKOR 27-70mm f/2.8G ED
  4. AF-S NIKKOR 70-200mm f/2.8G ED VR
  5. AI AF-S TELECONVERTER TC-17E II
  6. ワイヤレスリモートコントローラーセット WR-10
  7. リモートコード MC-30A
  8. コットンキャリア・カメラベスト
  9. Kenko PLフィルター Zeta EX サーキュラーPL 77mm
  10. Kenko NDフィルター Zeta ND8 77mm
  11. Velbon El Carmagne 645

これだけでザックの1/3の容積を占領します。85+15Lのザックでもテント泊の場合はギリギリです。

レンズケースはメーカー純正のものがよい

夏山に関しては好きなモノを使っても大丈夫ですが、冬山は密封性のあるケースだと背中の熱がケースに伝わり中で結露し、取り出した際に凍る危険があります。

私は14-24mm F2.8と24-70mm F2.8は純正ケースを、70-200mmはロープロのレンズエクスチェンジケース200AWを使用しています。撮影現場で地面にレンズを置かなくても交換できるシステムは重宝します。

ザックの下は緩衝材になる登山用具を入れる

緩衝材になる登山用品
ザックの下の部分はクッション性がある登山用具を詰めます。休憩するとき、撮影を開始するときにザックを下ろすときに最初に地面に接地するからです。

ザックのボトム部分に入れるもの

  1. テント:エスパース デュオX
  2. フライシート:エスパース デュオX用
  3. シュラフ:NANGA AURORA DX600(夏)
  4. マット:サーマレスト NeoAir XLite

このような使用頻度が低くクッション性のあるものを入れます。これはザックのパッキングセオリー通りです。マットは軽量化・少量化のために空気式のマットであるサーマレストのNeo Airを使っています。

MAMMUTヘロンプロの下の部屋に入れる

2気室の下部屋にこれらの緩衝材代わりのなる登山用品を収納します。

ザックの中央部分にはハイドレーションを必ず入れる

ハイドレーションは必ず入れる

ハイドレーションは必ず持って行きましょう。自分の背中と撮影機材の間のクッションになります。最近の大型ザックはほとんどのメーカーで背中との接地面にハイドレーションを収納するスペースが設けられています。

登山用具はすべて上部屋の下に入れる

クッカーと防寒具

ハイドレーションの上に70-200mmレンズを配置するので、その上にクッカー・食料・防寒具などがのこないように配置します。これは機材に余計な重量をかけないためです。撮影をメインに山に入るときはクッカーはストーブを兼ねてジェットボイル1つで、食料はすべて水で戻せるアルファ米やカップラーメンになります。

こちらもレンズの緩衝材として使うので、中央部分を避けて左右に割り振って収納します。

70-200mm F2.8はザックの中央に配置する

70-200mm F2.8のレンズは中央に入れる

左右にさらに小物などを入れたスタッフバッグを入ます。どちらかにはテレコンバーターやフィルター系のアクセサリーを入れたクッション性のあるポーチ1を配置します。その中央にAF-S 70-200mm F2.8を入れたロープロのレンズエクスチェンジケース200AWを配置します。これでレンズは全て緩衝材に挟まれることになります。

ザックの外側部分にはPlatypusのソフトボトルを入れる

platypusのソフトボトル

撮影機材をハイドレーションとソフトボトルの水で挟む。これがポイントです。これだけで機材の破損率は一気に軽減できます。

これだけで最低4kgの水を背負うことになりますが、一眼レフと大量のレンズを持って山に登ろうとする人は問題ないかと思います。

14-24m F2.8はザックの上部に配置する

14-24mm F2.8の収納

ここまでパッキングできたらザックを立てて上から機材を収納していきます。純正ケースに入れた14-24mm F2.8を配置します。この部分はザックを下ろすときに衝撃が伝わりにくい箇所なので収納に気を使う必要はありません。

ボディ+装着レンズはザックの一番上に入れる

Nikon D4sと24-70mの収納

トップローダープロ70AW

Nikon D4sにAF-S 24-70mm F2.8を装着してロープロのトップローダープロAW70に収納します。必要のないベルトはすべて外します。これをザックの一番上に配置してパッキング終了です。

交換レンズザックの上に入れることの注意

3泊くらいの荷物だと交換レンズはザックの中央から上の配置になります。レンズは背負う荷物の中でも一番重たい部類になるので、本来は中央部分にパッキングできればいいのですが、故障リスクと取りやすさを重視し、この配置になります。

これのデメリットは重量のある荷物がザックの上の部分に来ることです。ちょっと身体を傾けるとそのまま身体が持っていかれることもありますので、筋力トレーニングは怠ることはできません。

三脚はザックの左側に装着する

ザックの左側に三脚

山に持っていく三脚はできるだけ軽いものを選びます。私はベルボンのカーボン製のEl carmagne 645を愛用しています。そろそろ新しい三脚を検討する頃合いですが、慣れている分なかなか踏ん切りがつきません。

三脚をザックの左右どちらかにつけることで重量バランスが崩れるのでやっぱり筋トレが必要です。常に背筋を駆使して登山をすることになります。

ザックの左側にテントポール

テントポールは外付け

ザックの中をほぼ緩衝材にしたいので固くて収納しづらいテントポールはザックの右側に外付けします。夏山などで防寒具を大量に持っていく必要がない場合はテント内に収納します。

あまったスペースを利用して残りの登山用品をパッキングしていく

ヘッドライトやザックカバーなどの小物をザックの上蓋など余ったスペースに入れていきます。夏山はこれで必要な登山道具は収納できます。冬山の場合はアックス・スノーシュー・などを外付けで対応します。

行動中はカメラベストに一眼レフを装着する

ザックと一緒に早着が可能なカメラベスト
現在はコットンキャリアのベストタイプのカメラホルダーを使用しています。体の中心にカメラが固定できますので身体が安定するのと同時に、岩場でカメラを擦りつける心配もありません。ベストの裏地はメッシュになっているので背中が蒸れることもありません。

https://yamasha.net/climb/camera-vest

超重量で登山は独特の登攀技術が必要

機材をパッキングしたヘロンプロ

夏山でも北アルプス縦走で30kgを切ることはありません。上下左右すべてに置いてバランスが悪いので2日目、3日目に三脚の位置を替えたり重さを分散させる工夫をしても肩と腰に相当負担がかかります。

いかに身体に負担をかけずに山行するかが重要。必要になるのがストックです。登りではストックに体重をかけるかたちで前のめりで登り、下りもできる限り脚の筋肉を使わないようにストック2本でを使って山を降ります。

超重量の夏山縦走は筋肉は問題なくても神経を痛めることがあります。特に下山は脚の裏を岩に叩きつけるようものですから、冬山よりも負荷がかかります。

モートン病を発症することもありますので一眼レフを背負っての登山は間隔を空けてしっかりと休む期間を作りましょう。

スポンサーリンク

0
0
0
0
1
605
山岳写真機材のパッキング

この記事が役に立ったらいいねをしよう!

Facebookで最新情報をお届けします。

関連記事

現在使用中の登山装備