【5/30アップデート】山岳写真を撮るための登山知識と撮影技術をnoteにまとめました

山岳写真技術note

多くのキャンセル待ちでご迷惑をおかけしてしまったfinetrack TOKYO BASEで行った山岳写真講習会の内容を1つのnoteにまとめました。山岳ガイドさんと一緒に考えた山岳写真における登山のリスクの解説と、10年を超えるネイチャーフォトグラファーの経験から得た山岳写真の撮り方の基本をまとめた一冊です。

セミナー継続のご要望が多かったので受講者の負担が少なくて済むように、こちらの収益でセミナーに必要な経費を調達して受講費を低価格(できれば無料)でやっていけたらなと考えました。

noteの内容は経験を元にした実践的なもの

山岳写真技術書のnoteの中身

山岳写真の危険性、そのリスク管理の仕方をfinetrackさんや山岳ガイドの方と一緒にまとめたもの。

カメラの携行方法

カメラの携行方法の種類。それぞれのメリット・デメリットの説明とアクセサリー紹介。

槍ヶ岳山頂

槍ヶ岳のパノラマ画像から、私ならどこの切り抜くのかの着想の説明と撮影技術(構図・色彩など)の説明や、ヨーロッパで使われる技術、山岳写真におけるライティングの技術などの解説。

このような内容になります。大ボリュームなので詳しくはnoteの目次をご参照ください。

note販売ページへ

山岳写真技術のnoteを公開した理由

1回だけセミナーをやって引っ込むつもりだったのですが、そうもできなくなってきたのです。

セミナーの応募者数がとんでもない数だった

山岳写真セミナー

私もfinetrackさんも予想外なほどの応募がありました。定員20名(ホントは15名だった)が開始10分で満席。最終的には150人になりキャンセル待ちが120人を超える自体になってしまいました。

平日開催のセミナーでここまでインパクトがあるとは予想だにしていませんでした。

その中にはキャンセル待ちを期待して会社の有給を取った人、地方からの希望者もいて多くの人を残念な気持ちにさせてしまったと反省いたしました。

できる範囲でフォローしなければいけないということで、セミナーで使用した冊子をお送りさせていただいております。

東京の原宿での開催なので、地方在住の方は参加は難しいと応募しなかった人も多くいらっしゃったため、なんとかしないとなと思い始めました。

登山と写真を両立した山岳写真のコンテンツがない

山岳写真の教科書

山で写真を撮る人は増えていますが、そのリスクを学ぶ場所がないため今回のセミナーを開催した経緯があります。

写真業界方面から山岳写真のリスクに踏み込んでくる企業さんは今のところ期待できません。だいたいは「それは自己責任で」とさらっと流されます。

「撮影機材の前に登山の装備を整えて」と着地せざるを得ないので入ってこれないのは仕方のないことです。

逆にアウトドア業界は山に登る人の安全を守るのが義務だと受け止めている企業さんが多いです。それがたとえ登山に無知な写真愛好家であっても。

そんな事情もありアウトドアメーカーさんと一緒にコンテンツを作りました。

ただこの写真業界側が動きづらい状況の中で登山 ✕ 写真を横断して山岳写真を教えることができるのは山に登れるネイチャーフォトグラファーしかいません。

山岳写真講習会の後任が決まらなかった

アウトドアメーカー x 山岳ガイド x 山岳写真家のセットでセミナーというキャッチーな事例を作ったので、私の後任の日本のフォトグラファーさんがさっくり決まると思ったのですが、残念ながら決まりませんでした。

ご興味のある方がいらっしゃったらfinerack TOKYO BASEに連絡してあげてください。

私は海外所属で、でたまたま日本にいるだけなので言ってしまえばイレギュラー。日本の山岳写真は日本の皆さんで盛り上げていくのが継続性の観点からもベストなのです。BtoBが基本で世間に写真を出すタイプのフォトグラファーでないですし…

引っ込むつもりだったのですが、これだけの需要に対して何もしないのも良くないなと思いました。

セミナーの継続費用にする

セミナー経費にする

残念ながら後任が決まりませんでしたので、どこかで時間を捻出して講習会ができればなと思っています。そこでネックになるのが費用の問題。

ネイチャーフォトを普及させるのもお仕事の1つなのであまりお金は取りたくないのですが、後任が見つかったときの継続性を考えると赤字が続くのは良くないことかな思いました。

ですので地方在住の方でセミナーに来れない方、内容だけ知りたい方にはコーヒー2杯分くらいの1000円に設定しました。多くの方はセミナー会場の交通費以下になると思います。その費用でセミナーに必要な交通費や宿泊費、作例撮影のための1回分の登山費用くらいが賄えればなと考えました。

資金が溜まったらセミナー、それをnoteで共有、また資金が溜まったらセミナー、共有…このサイクルを作れば多くの方が効率よく山岳写真を学べるのではないかなと思っています。noteの仕組み的に1度購入したら追記しても追加料金はかからないみたいです。

もう少し山岳写真が盛り上がれば企業さんもネイチャーフォトグラファーさんも参入してくれる…はず(‘A`)

ということを信じて自分ができる範囲で継続して行こうと思います。

【5/30追加】渓谷の撮影方法

渓谷の撮影方法

無料でコンテンツを追加します。実際の作例と共に撮影手法を解説します。

追加内容

  1. パノラマ写真から見る写真で切り取る着想
  2. 構図の作り方
  3. まとまった構図にしあげるためのアプローチ手法
  4. 露出の設定

内容は実際のパノラマ画像を見ながらどこを切り取るのか。その着想と構図の作り方、露出の設定と作例です。

FUJIFILM X-H1とNikon D4Sの両方で撮影していますので、それぞれのメーカーの比較にも面白いかもしれません。

夏山もシーズンを迎えますので多くの方が実戦しやすいテクニックにまとめています。

5/30の更新でnoteが1200円に値上げになりますので、ご興味のある方はそれまでに買っておくとお得かも?

山岳写真を撮るための登山と撮影技術のnoteです

日本のトラディショナルな山岳写真は経験したことないので、私が仕事で撮影して報酬を得ているワークフローで解説しています。クライアントありきの撮影技術なので、フォトコンを受賞するための撮り方とは違うかもしれません。レベルとしては絞り・シャッタースピード・ISO感度による露出の仕組みがわかっている人が対象です。

セミナーに参加された方は内容が重複するので得るものは少ないと思います(スライドの詳しい説明を再確認したい方にはおすすめ)。

山岳写真を登山と写真撮影の両面から勉強したい方やマニアックな撮影技術を知りたい方はどうぞー!

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山岳写真技術note

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