山岳写真に彩りを



におけるカラーマネジメント術

2018.11.29(木) 14:00〜16:00

申込
20名(参加費用:1000円)
※一般の方が対象のため写真・アウトドア関係者の方は こちらからお問い合わせください。

講師

  • 山写

    山写

    ネイチャーフォトグラファー

    山岳写真を専門とするネイチャーフォトグラファー。海外をメインフィールドにし、ヒマラヤのエベレストやマカルー、カンチェンジュンガ中央峰、ヨーロッパアルプスを登り山岳写真に没頭。国内では日本の北アルプスと八ヶ岳で活動しつつ自然の魅力を発信したい地方自治体の支援を写真で行う。WEBディレクター、WEBデザイナー、UXデザイナーの経験を活かしWEBメディア「登山と写真で仕事をしている人。」を運営。

セミナーコンセプトベストショットは【山岳写真】のはじまりに過ぎない

山岳写真において【撮影】は全体の工程の半分です。
山を撮るために必要な登山技術と撮影の基礎は前回の2回の講習会(またはnote)で公開しました。

残り半分の作業は【現像】。
自身の理想とする写真にするために調整を行う必要があります。それがRAW現像という作業です。
撮影と現像の2つ作業を経てはじめて作品としての写真に仕上がります。
また写真を改めて見直すことで構図や露出の改善点を見つけることができます。写真をより良くするためにも、撮影技術を向上させるためにもフォトグラファーにとってRAW現像という作業は必要不可欠です。

今回の講習会は山岳写真とカラーマネジメント。

山岳写真の色鮮やかな色彩は廉価帯のモニタで再現することは難しく、本来の色の美しさを表現することができません。しかし一般のモニタとカラーマネジメントモニタを比較しながら写真編集し、その差を体感する機会がありません。

そこでBenQの4Kカラーマネジメントモニタを始め様々なモデルをご用意し、撮影した写真の色を正確に表現する方法をお話します。

合わせて今回は山岳写真する上で欠かすことができない登山用具の選び方や登り方などの登山技術、撮影時にどうすればレタッチで迷わなくなるのかの色彩学。

会場は撮影機材のプロショップ銀一です。

展示・使用機材
カラーマネジメントモニタ benq 4kカラーマネジメントディスプレイ sw271
BenQカラーマネジメンディスプレイ SW271(4K 27インチ)

BenQ PV270
BenQ SW2700PT
BenQ SW240
PC ご自身のパソコンと繋いで試したい場合は、展示機をご使用いただけます。セミナー後にタッチアンドトライの時間を設けますので、各自必要機材をお持ちください。

講習内容

  • 01
    山岳写真を撮るための機材、装備選び
  • 02
    山岳写真におけるカラーマネジメントについて座学の解説
  • 03
    カラーマネジメントモニターでのキャリブレーションの実践
  • 04
    写真における色彩学
  • 05
    レタッチ方法の解説・実演

ネイチャーフォトを愛する皆さんのご要望にお答えするために、知りたいこと、勉強したいこと、悩みなどをTwitterで募集し講習内容に組み込みます。ご質問をドシドシご応募ください。
※「山岳写真講習会の内容をリクエストする」の文字は残してください。

Twitterから講習内容をリクエストする

講習内容詳細

01

山岳写真を撮るための機材、装備選び

山で写真撮影することのリスクを共有した上で、リスクを回避するためにどのようなウェアを選べば良いのか実物を使いながら解説します。背負う重量や夜間撮影の有無によって携行するウェアも異なりますので個別の質問にもお答えします。

登山をしながらの写真撮影は通常の登山にくらべて余分な荷物を背負い、重量が増し行動時間も長くなりことを意味します。このことから一般的な登山よりも発汗量も多く、立ち止まることも多いため汗冷えの危険度が非常に高い行動です。 また撮影ストッポも稜線付近が多いことから強風や悪天候の中撮影するこもとあるため、どのように安全性を確保するのかを山岳写真家としての経験から考えます。

02

山岳写真におけるカラーマネジメントについて

一般的なsRGBモニタと写真編集に最適化されたAdobeRGBのカラーマネジメントモニタで同じ写真を標示しその違いを比べながら解説します。特に山岳写真のレタッチに関しては精密な色管理が必要です。

03

カラーマネジメントモニターでのキャリブレーションの実践

BenQ SW271を使用してx-rite i1 Display Proを使用してキャリブレーションをし、調整前と調整後の色の出方などを確認します。モニタの明るさや色温度などの微調整などもBenQ社員と一緒に解説します。

BenQ
04

写真における色彩学

RAW現像は想いのまま露出が色味・ホワイトバランスを変えることができるため感覚に頼って現像すると色彩が破綻することがあります。そうならないための1つの指標として自然の色味のパターン、色を認識する目の構造、色のよってどのような印象を持つのかの色彩学、色彩心理学の基礎を解説します。

05

レタッチ方法の解説・実演

3000m峰の稜線、雲海、朝日・夕焼け・高原など様々な山岳写真のレタッチ方法をカラーマネジメントモニタを使用しながら解説します。また写真の仕上げ方や失敗した写真の救出方法や間違えてしまった露出の写真はどこまで直せるのかを実践します。

※実際に現場で使っている現像手法なので、一般的なものとは異なり良し悪しとは別の話になります。ご了承ください。

06

Twitterで募集した講習内容

受講者の方が知りたいRAW現像に関する質問を募集します。撮影技術からカメラの扱い方などマニアックな質問も大歓迎ですのでTwitterからご応募ください。ご質問が多かった話題からカリキュラムに組み込んでいきます。

※「山岳写真RAW現像講習会の内容をリクエストする」の文字は残してください。

Twitterから講習内容をリクエストする
07

カラーマネジメントディスプレイについてのご質問【BenQ】

カラーマネジメントモニタの性能や運用方法のご質問、ご自身のPC環境やRAW現像環境に最適なモニタのご提案などをBenQ社員に直接ご質問いただける時間です。

08

山岳写真のレタッチ・登山・撮影技術などのご質問【山写】

山岳写真のレタッチアプローチはもちろん、山岳写真のための登山の知識や撮影技術などのご質問にお答えします。撮影する山に最適なウェアの解説やご提案なども行いますのでお気軽にご質問ください。

ACCESS

銀一スタジオショップ イベントスペース
住所 東京都中央区月島1-14-9 2F
電話番号 03-5548-5131
営業時間 月~金10:00~18:30/土曜11:00~17:00
開催日時 2018.11.29(木) 14:00〜16:00
申込
20名(参加費用:1000円)

※一般の方が対象のため写真・アウトドア関係者の方は こちらからお問い合わせください。

協力

  • finetrack
  • BenQ
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