山岳写真においてカラーマネジメントディスプレイが必要な理由
色彩豊かなネイチャーフォトの色を一般的なモニタで表現することができません。モニタの得意な色や苦手な色を解説しながら、1つ上のレベルの山岳写真のRAW現像には高色域のカラーマネジメントディスプレイが有効である理由をご説明します。
また撮影ストッポも稜線付近が多いことから強風や悪天候の中撮影するこもとあるため、どのように安全性を確保するのかを山岳写真家の経験とプロのガイドの2つの視点で考えます。
2018.9.18(火) 13:00〜16:00 / 18:00〜21:00
ネイチャーフォトグラファー
山岳写真を専門とするネイチャーフォトグラファー。海外をメインフィールドにし、ヒマラヤのエベレストやマカルー、カンチェンジュンガ中央峰、ヨーロッパアルプスを登り山岳写真に没頭。国内では日本の北アルプスと八ヶ岳で活動しつつ自然の魅力を発信したい地方自治体の支援を写真で行う。WEBディレクター、WEBデザイナー、UXデザイナーの経験を活かしWEBメディア「登山と写真で仕事をしている人。」を運営。
山岳写真において【撮影】は全体の工程の半分です。
山を撮るために必要な登山技術と撮影の基礎は前回の2回の講習会(またはnote)で公開しました。
残り半分の作業は【現像】。
自身の理想とする写真にするために調整を行う必要があります。それがRAW現像という作業です。
撮影と現像の2つ作業を経てはじめて作品としての写真に仕上がります。
また写真を改めて見直すことで構図や露出の改善点を見つけることができます。写真をより良くするためにも、撮影技術を向上させるためにもフォトグラファーにとってRAW現像という作業は必要不可欠です。
今回の講習会はLightroomを使用したフォトレタッチセミナー。
山岳写真の色鮮やかな色彩は廉価帯のモニタで再現することは難しく、本来の色の美しさを表現することができません。しかし一般のモニタとカラーマネジメントモニタを比較しながら写真編集し、その差を体感する機会がありません。
そこでBenQと協力し4KカラーマネジメントモニタSW271を受講者全員にご用意し、最高の環境でRAW現像作業をできるように整えました。
会場はfinetrack TOKYO BASE。
山岳写真は登山であるべきと考え、その過酷な山行と撮影のための技術とウェアを作るfinetrack、撮影した山岳写真の色彩を表現できるカラーマネジメントモニタを製造するBenQ。
山岳写真を愛する方々を支えるために手を取り合った2社によるコラボレーション企画です。
今回の講習会は先着順ではなく抽選とさせていただきます。
※当日は取材が入る可能性がございます。ご了承ください。
応募期間 | |
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開始 | 2018年8月10日 |
終了 | 2018年8月28日 |
受講当選者発表 | 2018年8月31日 |
主な対象者 | |
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写真撮影 | 登山で撮影した山岳写真のRAWデータを所持している人 |
レタッチ | Adobe Lightroomの使用経験がある人 |
貸出機材(1人1台) | |
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カラーマネジメントモニタ |
BenQカラーマネジメンディスプレイ SW271(4K 27インチ) |
PC | こちらでご用意(※ご自分のノートPCでレタッチされている方はお持ちいただくこともできます)【HDMI/ miniDP/USB-TypeC出力ができるもの】 |
finetrak TOKYO BASE 2階にカラーマネジメントモニタとPCを設置し、受講者の皆さんがリラックスしてRAW現像に集中できる環境を整えました。
ネイチャーフォトを愛する皆さんのご要望にお答えするために、知りたいこと、勉強したいこと、悩みなどをTwitterで募集し講習内容に組み込みます。ご質問をドシドシご応募ください。
※「山岳写真講習会の内容をリクエストする」の文字は残してください。
色彩豊かなネイチャーフォトの色を一般的なモニタで表現することができません。モニタの得意な色や苦手な色を解説しながら、1つ上のレベルの山岳写真のRAW現像には高色域のカラーマネジメントディスプレイが有効である理由をご説明します。
また撮影ストッポも稜線付近が多いことから強風や悪天候の中撮影するこもとあるため、どのように安全性を確保するのかを山岳写真家の経験とプロのガイドの2つの視点で考えます。
一般的なsRGBモニタと写真編集に最適化されたAdobeRGBのカラーマネジメントモニタで同じ写真を標示しその違いを比べながら解説します。
RAW現像は想いのまま露出が色味・ホワイトバランスを変えることができるため感覚に頼って現像すると色彩が破綻することがあります。そうならないための1つの指標として自然の色味のパターン、色を認識する目の構造、色のよってどのような印象を持つのかの色彩学、色彩心理学の基礎を解説します。
山岳写真で多様されるLightroomの現像で使用するパラメーター、ブラシやマスクなどの機能の解説を行います。一部の写真に関しては簡単なPhotohsopとの連携も行います。
※実際に現場で使っている現像手法なので、一般的なものとは異なり良し悪しとは別の話になります。ご了承ください。
3000m峰の稜線、雲海、朝日・夕焼け・高原など様々な山岳写真のレタッチ方法を解説しながら受講者の皆さんと一緒に現像作業をおこないます。写真の仕上げ方や失敗した写真の救出方法や間違えてしまった露出の写真はどこまで直せるのかを実践します。
受講者の方が今年の夏に撮影した山岳写真のレタッチを行います。お一人5枚程度を目安にご持参ください。
受講者の方が知りたいRAW現像に関する質問を募集します。撮影技術からカメラの扱い方などマニアックな質問も大歓迎ですのでTwitterからご応募ください。ご質問が多かった話題からカリキュラムに組み込んでいきます。
※「山岳写真RAW現像講習会の内容をリクエストする」の文字は残してください。
Twitterから講習内容をリクエストするカラーマネジメントモニタの性能や運用方法のご質問、ご自身のPC環境やRAW現像環境に最適なモニタのご提案などをBenQ社員に直接ご質問いただける時間です。
山岳写真のレタッチアプローチはもちろん、山岳写真のための登山の知識や撮影技術などのご質問にお答えします。撮影する山に最適なウェアの解説やご提案などもfinetrackスタッフと行いますのえお気軽にご質問ください。
finetrack TOKYO BASE | |
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住所 | 東京都渋谷区神宮前6丁目13-8 |
電話番号 | 03-6452-6084 |
営業時間 | 平日 12:00~21:00 土日祝 11:00~20:00 |
開催日時 | 2018.9.18(火) 13:00〜16:00 / 18:00〜21:00 |
※一般の方が対象のため写真・アウトドア関係者の方は こちらからお問い合わせください。