岐阜県のとある温泉観光協会で地方創生とWEB事業部部長をしています

住民200人以下の温泉地

いきなりですが、私は岐阜県の温泉地帯にある観光協会でWEB事業の全てを引き受けています。

ものすごく小さい町で住民でいうと200人以下です。しかし日本でも有数の山岳地帯であり、毎年多くのクライマーをお迎えし、登山と温泉というコンテンツではものすごいポテンシャルを秘めている地域です。

私のミッションは「山に登り、写真を撮り、情報を発信すること」です。それはこのブログ名でもある「登山と写真で仕事をしている人。」の由来でもあります。

地域全体を盛り上げることが目的なので、最近の言葉に言い直すと地方創生になりますね。

元々は海外にいたカメラマン

海外でカメラマンをやっていた

大学卒業してから色々ありまして海外でカメラマンをしていました

フランスや・イタリア・スイスあたりで山岳写真をはじめとしたネイチャーフォトを撮ることが多かったのです。最後には調査という名目でマカルーやエベレストといったヒマラヤにも数回行っています。

数年前に日本に帰ってきて日本とヨーロッパの写真業の違いについてびっくりしましたが、とりあえず経験を積もうと思い、ウェディングフォト・料理撮影・ベイビー・マタニティ・ホテル・旅館など様々な業界でシャッターを切っていました。

WEBスキルを得るため次に入ったのがリクルート

リクルート

そこでの立場はびっくりWEBデザイナー。

海外にいた時から感じていたことに、フォトグラファーとデザイナーは両立しにくことを感じていたからです。

もちろん「写真が撮れるデザイナー」と「デザインできるフォトグラファー」という方はいますが、どちらかのスキルに突出していて、その補助の役割としてデザインや写真をやっているという方がほとんどでした。

私の写真のクライアントさんでも写真を集客のために使用する方が多くいらっしゃったことから、写真とWEBの組み合わせは相性がとても良いことはわかっていました。

そこでWEBデザイナーとしてリクルートに入り込んでWEBサービスを作り、UI /UX設計や、SEとの連携、SEOなどを業界第一線の人たちから学びました。

入社時点でWordPressやPHPを始めとする言語は多少扱えましたので、開発環境であるSmartyにはすぐに馴染めました。Smartyのテンプレを渡すだけであとは任せてられる希少なWEBデザイナーとしてエンジニアの人たちとは特に仲が良かったです。

そして山岳地の観光協会のWEB事業主任へ

登山が好きで山に関わって生きていくことを決めていました。

まだまだ勉強が必要ではありますが、写真とWEBの知識は一通り習得し、困った時に相談できるメンターも得ることができました。 そういった背景のもと観光協会のWEB開発や活性化事業の主任をさせてもらっています。

0から何かを作る時は人脈が大事

元リクルートということから、身近に独立した人はたくさんいます。その人たちとの話でよく出る話は「人脈」。

WEB開発やデザイン面

独立した時は全てを一人でやらなければならないのに対して、自分一人では対応できない部分は必ず出てきます。

そんな時に相談できる、仕事をお願できる人たちがいることはとても大事です。というよりもいなかったら、私は今の観光協会の事業を進められていませんでした。

ただ人脈も言っても知り合いではなく「仲間」です。共に仕事をして認め合った仲だからこそ手伝える/手伝ってもらえることは多いと思います。

私も色々な人たちのお仕事を手伝っていますが、金銭的なものよりも最初にくるのは「この人なら絶対に成功する」「成功してほしい」「成功させてみせる」といった理論ではなくノーリーズンの感情です。悪く言い換えれば安価で質のいい仕事をしてくれているということです。 もちろんそれはお互いわかっているので常識の範囲内でお仕事をお願いすることは大事です。

知り合いだからといっていきなり無料でやってくれ、なんて言ったら今まで築き上げてきた関係が一気に崩れます。…でもそれをやってしまう独立したての方が多いのも残念ながら事実です。

登山などの山岳関係

海外で使用していたウェアのメーカーさんとは仲が良かったので、そちらの日本法人につなげてもらったりしてもらっています。 こちらの方は対企業での話になるので、お互いのベネフィット(利益)が一致することが最低条件です。物販をしたところで売れないので、広告・ブランディングとしてどのような魅力があるのかを提案する。またはこれから作り上げていくという意思表示が大事です。

地方創生は苦しくもやりがいのある仕事です

住民200人以下ということで何かしようにも人材不足であったり、論理的な言動が嫌われたりと様々な問題がありますが、ビジョンを明確にしていくことで賛同者が増え、好循環にすることができます。

まだまだ地域一帯というわけにはいきませんが、あと1年で具体的な成果物も出てくる手応えはあります。 地方の地域創生で面白いことがありましたら今後ご紹介してきます。

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住民200人以下の温泉地

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