デスクトップ並のスペックを誇るMacBook Pro。その軽量さを活かして外出の多いデザイナーやフォトグラファーの方などはメイン機として使っている人もいるのではないでしょうか。
私のその1人で出張を始め長期の撮影などではMacBook Pro 2017 15インチモデルを使って作業をしています。またプログラミングやコーディングはMacの方が環境を作りやすいということもあり、WEBデザイン系は在宅中でもMacBook Proをモニタにつないで使用しています。
そんな使い方をしている人の永遠の課題とも言えるのがUSB-Cの拡張。色々はハブが市場に出ています。ほとんどのものは外出時に必要な最低限の拡張性があるため困ることはありません。むしろ満足できないのは家で使うときの拡張性の少なさ。
それを解決したとも言える製品を開発するためHYPER DRIVEが「HyperDrive USB-C Hub + 7.5W Qi Wireless Charger iPhone Stand」というプロジェクト名でKickstarterで資金を集めていました。当然支援しそのプロダクトが届いたのでレビューします。
本体の外観
クラウドファンディングでのプロダクトですが市場に出ているものと遜色ない化粧箱のクオリティです。Apple Storeに並んでいても不思議じゃない。
ワイヤレス充電の説明書が付属しています。ハブにつけてる周辺機器の消費電力と使用するアダプタによって、MacBookやiPhoneへのワイヤレス充電の供給電力量が変わります。
製品は本体と接続用にUSB-Cケーブルの2つ。シンプルな構成です。
Qi対応のスマートフォンを乗せると自動的に充電されていきます。PC作業をしながらポンと於けば充電されるのは非常に快適。もうケーブルをいちいちつなぐなんてめんどくさいことは考えられません。
供給電力は7.5W/5W/10W/15Wに対応。アンドロイドやiPhoneのワイヤレス高速充電にも対応してます。
豊富な入力
片面にはMacBookと接続するUSB-CポートとUSB-A3.0ポート2つ。
反対にはUSB-A3.0がひとつとマイクロSDカード、SDカードリーダーが搭載されています。多くのデジカメはSDはカードなので撮影データを取り込むのにも重宝します。
4KのHDMI接続対応、ギガビット・イーサネット対応の有線LANのあります。まさにデスクトップ代わりの母艦として運用するためのハブです。真ん中のカミナリマークの付いているところに、MacBookのアダプタ+USB-Cを接続します。
本体裏にはゴム足がついていてテーブルに置いたときに滑りにくい構造になっています。
MacBook Proとの接続
本体の裏側に電源供給用のUSB-Cをケーブルを刺し、サイド部分にあるUSB-CをMacBook Proにつなぐのが基本形態です。
ハブとMacBook Proがケーブル接続で、少しだけ距離を離せるのがポイント。本体直付けのUSBハブは周辺機器を接続するたびに破損させそうで怖いのです。
Hyper Drive WIRELESS CHARGER USB-C HUBはその点独立しているので、気軽に周辺機器を差し込むことができます。
もちろんたくさんの周辺機器を接続してもQi対応のiPhoneの充電は可能です。スタンドは自由な傾斜をつけることができるので、通知をみたり簡単な操作をする際に重宝します。
ワイヤレス充電が開始されると下部のLEDが光ります。高速充電が可能な状態は青色のLEDが光り、5Wのみの給電の場合はオレンジに光ります。これは使用している周辺機器の消費電力量に左右されるとのことです。カタログには500mAが切り替えポイントと書かれています。
MacBook Proを母艦にするには最高のUSBハブ
このUSBハブの特筆する点はUSB-Cポートを1つしか使わないこと。MacBook Proなら残りの3ポートを自由に使うことができます。当然外部モニタへの出力でトリプルディスプレイ環境をつくることもできます。
ケーブル1本でこれだけの拡張性を持ち、他ポートも残せるまさにMacBook Proのハブの決定版。
今の所一般販売されていないようですが、Hyper Driveの製品は日本でも多く発売されているので、日本の販売店さんのWEBページをチェックしていればそのうち発売情報が出るかもしれません。
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