軽量コンパクトなミラーレス一眼を登山で使用する場合でも、ザックに収納するときのための堅牢なソフトケースが必要になります。常に持ち歩けるわけでもありませんし、電子部品が多いので故障リスクも高いからです。
最近FUJIFILMのX-H1とXF16-55mmF2.8 R LM WRのXシステムを山岳写真に導入したこともあり運搬用のバッグを新調しました。それがKATAのGrip-14。X-H1のフィット感と共にレビューします。
登山にベストな最小設計
KATA Grip-14はボディとレンズの組み合わせでジャストフィットさせる形状のバッグです。パッキングのしやすさもあり私は一眼レフでもミラーレスでもこの系統のバッグを愛用しています。
カメラをズボッと入れてそのままザックの中に収納できる上に、クッション性が高いので多少重たいものに圧迫されてもカメラとレンズを保護してくれます。
ポケットはケース内部についていて、ここに電池やメディアを入れることができます。FUJIFILMのX-H1の場合はバッテリも超小型なので問題なく収納することができます。
バッグの上部に持ち手がついています。ザックに収納したり普段使いのリュックに入れておくと取り出しにくいことがありますので、ここをつかんで引っ張り上げると出し入れが楽になります。気の利いたよい設計です。
背面はベルトを通すことができる構造になっているのでここを使って腰に巻きつけることも可能です。
アウトドア用途を想定されているのか、レインカバーが付属しています。多少の雨なら濡れても問題ないという前提で堅牢なX-H1を選んだので使う機会は少ないと思いますが、SONYのαシリーズを使用している方には嬉しい機能ではないでしょうか。
カメラバッグを使った速射性を上げる撮影システムの詳細はこちら。

サイドポケットには伸縮性のある素材が使われているのでレインカバーなどを収納することができます。水準器やレリーズケーブルを使用する人はここを有効活用することができそうです。
大型ミラーレス一眼にピッタリなサイズ
X-H1はミラーレス一眼の中でもかなり巨大な部類に入ります。そのボディとXF16-55mmF2.8 R LM WRの組み合わせを入れて少し余裕が出ることが大半のミラーレス一眼は問題なく収納できます。ただしバッテリーグリップを装着したボディは収納できません。
フラッグシップモデルやバッテリグリップを装着して携行する場合はロープロのトップローダープロなどがおすすめです。
ベルトを使い肩にかける使いかた
KATA Grip-14にはベルトが付属しているので、肩にかけて撮影を楽しむことができます。
バッグとベルトの接続はカラビナと同じシステムのフック式。堅牢な作りになっているので引っ掛けて破損するということはなさそうです。
肩にかけるパットは弾力性の強いもので疲れや痛みを軽減させてくれます。ミラーレス一眼なら肩が痛くなることはないのでは?と思うくらいの弾力性です。
バッグに収納して使う
私は使い方だとベルトを外して登山用のザックや出張用のリュックに入れて運用する使い方になります。そこで愛用しているのがMAMMUTのROCK PRO SE。

ここに収納できるのかがつかやすさに直結します…ちょっとザックの入り口に入れてみただけで既に大勝利の予感しかしませんけれどね。
このように余裕を持ってすっぽり収納することができます。NikonD4Sと24-70mm F2.8の組み合わせだとけっこうミチミチだったりしますので、これからの出張のお供はもうFUJIFILM X-H1とXF16-55mmF2.8 R LM WRの組みあわせになるかな、と思っています。
ちなみにMacBook Pro 15インチ 2017と1日分の着替えを入れてちょうどいいサイズになります。
登山でミラーレス一眼を使用するならおすすめのカメラバッグ
KATAのGrip-14に限りませんが、登山はいかに荷物を小さくするのかが安全に直結しますのでボディとレンズを組み合わせた状態でジャストフィットするカメラバッグを強くオススメします。
日常生活においてもリュックを使用している人なら収納もしやすく使い勝手が良好です。
最新モデルではけっこうなお値段ですが、楽天に出ている旧モデル(私が購入したモデル)はなんと1980円で購入することができます。大きめのミラーレス一眼を登山で使用している方はこの機会にいかがでしょうか。
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