YouTube用の照明にあえて激安のNeewerのLEDライトを買ってみたら意外と良かった

neewer LEDライト

YouTubeで動画投稿を開始して真っ先に必要だと感じたのがLEDの照明。

私は基本的にモノブロックストロボを使用して撮影をするため自宅にはLEDライトは置いていませんでした。強いていうなら小さい物撮り用に演色性の高いIWATA Genius Light GL-01を使っているくらいです。

動画撮影になると瞬間的に大光量を出すストロボは使えず、常に光り続ける定常光が必要になります。現在のトレンドでいうとそれがLEDの照明になります。

とはいえ撮影用のLEDライトも色々あります。最初はGODOXのLED1000個のモデルの高品質のものを買おうかと思っていたのですが、それだと普及価格帯のものと性能比較ができなくなってしまうためまずは激安のものからスタートすることにしました。

そこで選んだのが安価でカメラアクセサリーをたくさん出しているNeewerのLEDライト2組のセットです。LEDライトのノウハウを貯めるエントリークラスのものとしてはのチョイスです。

格安撮影機材では有名なNeewerは実際に使ったことがなかったので知的好奇心を満たす意味も含めて購入してみました。

Neewer LEDライトパネルのスペック

Neewer LEDライトパネルのスペック
LED数 240×2
色温度 3200K / 5600K
明るさ 3360Lux/m
演色評価数(CRI) ≧96
電源 電源アダプター / Sony NP-F550 NP-F970

スペックを見る限りLEDライトのスペックは必要十分です。2灯あれば撮影機材や登山用品の撮影はフォローできます。演色評価96は中々の数値。しかし激安中華製品です。類似製品も同じようなスペックなので油断はできない。

ソニーのハンディカム用のバッテリーも使えるので、野外での撮影にも対応しています。私は所室内のみでの使用を想定しているのでACアダプタの使用になります。

前面のLEDライト

Neewer のLEDライト

このLEDライトを選んだ理由は簡単に角度をつけられるような作りになっていること。

LEDの数

白のLEDが240個、黄色のLEDが240個で構成されています。

LEDライトのアップ

作りは格安のLEDと考えれば特に不満のない品質です。

付属のキャリーケース

キャリーケースにまとめて入れて持ち運びすることができます。

PSEを通っているアダプタ

ACアダプタはしっかりとPSEマークが付いています(当たり前ですけれど…)

背面のコントロールパネル

Neewer ledの背面パネル

背面パネルにはバッテリーが2つ装着できるようになっているため野外でも使用できます。ロケでも使えるのは嬉しいですね。

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格安のLEDなので同じく互換バッテリーを使えばよく、最悪壊れてもいいやという気持で使えるメリットがあります。

ACアダプタ経由のケーブルは色温度のつまみの左下部分につなぎます。

電源スイッチを右に倒せばAVアダプタからの給電、左に倒すとバッテリー給電となります。

色温度の切り替え

色温度の切り替え

色温度は3200KのLEDと5600Kの2つそれぞれにつまみがあり明るさをコントロールしていきます。2つのLEDをMAXにすると480個のLEDのが使えます。

しかしミックス光になる色温度がよくわからないことになるので絶対的な光量が必要ではない限りはどちらか1つのLEDだけ使用してホワイトバランスを合わせて行くほうが使いやすいかと思います。

Uブラケット

Uブラケット

LEDはU字のブラケットに挟まれている構造。

左右のロックを緩めて角度をつけて調整します。下に向けるとスタンド越しに発光するので影が出るのかなと思いましたが実際の撮影には影響ありません。

ディフューザー

ディフューザー標準装備

ディフューザーが標準装備されていて、元々柔らかいLEDの光を更に拡散させることができます。

ディフューザーの装着部分はロックをかけることもでき、LEDライトを傾けても落下することはありません。中々に気が利いています。

付属のライトスタンド

ライトスタンド

ライトスタンドは一般的なもので、ガタツキなどはなく普通に使えるものです。

オスダボ

先端はオスダボになっており、キャップがついています。

1/4インチネジ

先端はネジになっていますが、LEDライトの装着はダボの横を挟んで固定するタイプなので使用しません。対応する撮影アクセサリーの装着はできますので流用はしやすいです。

スタンドの脚

脚の底は樹脂になっていますので、重たいものを乗せない限りはフローリングで引きずっても傷がつくことはないと思います。

Neewer LEDを使用したブツ撮り作例

LEDライトでの商品撮影

Neewer  LEDライトでの作例

Nikon Z7で撮影。シャッタースピード1/40、F5.6、ISO500で撮影した写真です。

手持ちで撮影してLightroomでホワイトバランスを自動補正して出力した画像です。静止画の撮影であってもブログレベルでは十分ではないでしょうか。

動画撮影

動画撮影のセッティング

1灯は横から、もう1灯は上からのセッティングにしてみました。

大きめのスタンドのポールにブームをつけて上から照明が当たるようにしています。

このセッティングで撮影した動画はこちら。FUJIFILMのX-H1でシャッタースピード1/50、F値5.6、ISO800、フィルムシミュレーション・エテルナで撮影したものです。

まだ改善の余地はありますが、ぱっとセッティングしたものにしては十分ではないでしょうか。

LEDライトが2台あると何かと便利

動画編集用に買ったLEDライトですが、意外とスチール撮影にも使えそうだったのが嬉しい発見です。

しっかり撮るときはモノブロックストロボをしようするのですが、大光量をなので賃貸に住んでいると窓から光が漏れないか気を使ったりします。

それに比べてLEDライトはそこを気にする必要がなく、ミラーレスで撮影すれば難しい設定も必要ないですしスマートフォンでの撮影もできます。

LEDライティングの勉強も兼ねて格安のNeewerのLEDライトを購入してみましたが、思いの外使い勝手が良かったので嬉しい誤算です。

しばらくはこのLEDで勉強してからステップアップしていこうと思います。

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