パソコンのモニタを確認しながら撮影を行うテザー撮影。スタジオのフォトワークなイメージでしたが最近は一眼レフやアプリケーションの進化によって手軽におこなるようになりました。ブログ用の写真もテザー撮影で行う人も多いのではないでしょうか。
特にノートパソコン1台で作業している人は撮影データの入力の必要もないですし、その場で細かいピントの確認やレタッチ作業まで出来てしまします。

撮影しながらPCの確認というのは実際にやろうとするとめんどくさいんです。まずテーブルがなければ床にPCを置くしかありませんし、あったとしても撮影して振り向いた場所にPCを置けるかは別の話です。
そこで便利なのがPCスタンドであるサンコー THANKO LHCMAL2。これもうテザー撮影専用ではないかと思うくらいな仕様で愛用しておりますのでご紹介します。
重量は620gのアルミ製でしっかりとした造りになっています。4箇所に穴が開いているので発熱問題を抱えるMacBook Proには最適なスタンドです。
裏面には三脚取り付けようのネジ穴がついてます。
クイックシューを取り付けるとこのような感じに。使い勝手を考えると雲台に直接取り付ける自由雲台のようなものよりも、クイックシューで取り外し安くしておくと撮影や持ち運びに便利です。
MacBookPro 2017 15インチだと少しはみ出る、13インチだとジャストフィットのサイズです。ストッパーがついていますので落下する心配もなく安心して使用できます。雲台のバーを使用して好きな角度に調整することができます。
PCはマジックテープを使って固定します。MacBook Proではキーボードに干渉することはなく、ガッツリと固定されます。デフォルトのベルトの位置だとタッチバーに干渉することがありますので、少し下の方にずらしてテザー撮影をすることになります。
キーボードを使用しての作業をするには少し不向きな仕様です。とはいえタッチバーを使わない人であれば基本の位置に固定してしまえばキーボード操作も普通に行うことができます。
MacBook Pro 2017のUSB-Cは一眼レフのUSBケーブルと直接接続することはできませんので、ハブをかませる必要があります。HDMIやメモリーカードの読み込みを兼ねたドッグを使用している人はベルトに位置をだいぶしたの方まで下ろす必要があります。これで固定感は問題ありませんのでテザー撮影で使用する分には問題ありません。
どちらかというと一眼レフに繋いだケーブルを産み付けてUSB-Cポートを破損しないかの方が不安です。
三脚に設置するとこのような感じ。横幅が広いですがクイックシュータイプの雲台でも問題なく固定することができます。
スタジオフォトやテザー撮影にはおすすめのアクセサリー
使用していない三脚の有効活用としてはコストパフォーマンス良好です。3000円程度の安い三脚でも十分ですのでブツ撮りが多い人はテザー撮影用に1脚用意するのもありかと思います。
スタジオなどで長時間撮影してるとメールの返信などちょっとした作業が必要になることもあります。撮影しながらPC作業が必要な人の作業効率化にも役立つでしょう。
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