男ならば最強という言葉を聞いたからには試さずにいられないっ!!そんな単純な思いから手にしたペリカンケース(正確には会社から支給されたもの)。使い続けて10年を越えました。
カワイイとか使いやすいという言葉は不要。「最強」その一言で男は十分なのです。 とにかく海外を渡り歩いて写真を撮るのが仕事ですので、今ではもうこいつがなければ話になりません。ここまでペリカンケースを使い倒したフォトグラファーそうそういないと思います。
男はいつだって子供。そう毎日がエブリデイ。いち男児キャメラマンとして最強のこいつをレビューときがきました。
ペリカンケースとは
出典:pelican.com
その耐久性からアメリカ軍の特殊部隊に採用された信頼と実績のハードケースです。
川に投げ込んでも浸水せず、トラックに引かれても割れたり歪んだりしないタフネス。 水蒸気だけを逃すGORE-TEXを使った特殊バルブに、超低温から高温にも耐えるコポリマーポリプロピレンを使用した最強の名にふさわしいケースです。
なぜペリカンケースなのか
空港は客の荷物を投げるからです。特に海外ではそれによる精密機器の故障トラブルが日常茶飯事です。
どんなにぞんざいな扱いをされても耐えうる強固なケースと一眼レフとボディを守るしなやかなクッションが必要でした。
米国連邦航空省運輸保安局公認のペリロックという南京錠を使用すると空港で鍵を壊されることなく荷物通過刷ることができます。
ペリカンケースの中身
私は1520というモデルのウレタンモデルを使用しています。購入時はミシン目のウレタンが敷き詰められていて好みにちぎって収納するカメラやレンズの形にくり抜いていきます。
収納する撮影機材
- Nikon D4S
- AF-S 14-24mm F2.8
- AF-S 24-70mm F2.8
- AF-S 70-200mm F2.8
- AF-S Micro 105mm F2.8
ネイチャーフォトで最低限必要な組み合わせのみを携帯します。機動力を確保しつつ画質のギリギリ及第点がこの組み合わせです。
ペリカンケースを使って初めてわかること
10年間使い続けたからこそ分かる最強の理由があります。これは決して他のカメラバッグにはないものです。その片鱗の一部をご紹介します。
密封性+透湿性
浸水は防ぎ、中の水蒸気は放出するGORE-TEXを利用したバルブのため簡易な防湿庫としての機能を有します。
使用頻度の高い大三元とフルサイズボディはつねにペリカンケースに入れています。夏は流石にペリカンケースに除湿剤をいれますが、レンズにカビが生えたことは一度もありません。 防湿庫かわりに運用することも可能です。
クライアントの見る目が少し変わる
ペリカンケースを片手に現場に颯爽と登場しバチンッ!とロックを解除して機材を取り出すとプロっぽいと言われることがあります。
プロですけれど。 つまりカメラに詳しくない人でもペリカンケースが醸し出す最強のオーラを感じることができるようです。
車の運転が荒くなっても大丈夫
ときには車を(安全な範囲で)飛ばしたくなります。松本〜上高地〜奥飛騨温泉郷が通勤路の私としてはR4のサントラを聞きながらドライブすることが楽しみのひとつです。
車が揺れてペリカンケースがストロボのスタンドなどの撮影機材にガンガンぶつかっても気にすることはありません。
椅子や脚立変わりになる
強固なペリカンケースはそのまま座ることもできますし、ちょと高さが欲しい時の脚立変わりにすることもできます。
精神面で余裕が出る
筋トレ効果をご存じですか?できるビジネスマンは筋トレをすることで自己管理が出来ているという成功体験、いざとなれば嫌味な上司を撲殺できるという自信によって強固なメンタルを確立しています。
ペリカンケースも同じです。重たいペリカンケースを持ち続けた結果得られた上腕二頭筋を使いペリカンケースで殴りつければどうにでもなるという強固なメンタルが手に入ります。
10年使っても壊れる気配いっさいなし
最強なので壊れません。
私の使っているペリカンケース1520は日本では25000円~程度で販売されているので、1日に直すと1日あたり7円弱という計算になります。 数年経てば縫製のほつれで壊れることが多い一般的なカメラバッグに比べても最強のコストパフォーマンスを誇ります。

カメラバッグは基本的には耐久性重視で選んでいますが、ペリカンケースは次元が違います。そして決して媚びることのないそのデザインもまた男心をくすぐります。 かなりアホっぽいレビューになりましたが、お気に入りのカメラケースであることだけ伝われば嬉しいです。
ペリカン 中型ケース 「1520シリーズ」 1520(ブラック)
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