片手でレンズ交換できるロープロのレンズエクスチェンジケース200AW使ってみた

収納を上から見ると

山岳写真を始め、ネイチャーフォトに重要なことは機動力です。数少ないシャッターチャンスを逃さないためにもレンズ効果をスムーズに行えるシステムは重要です。

シャッターチャンスを重視するために28-300mmのレンズ1本のみで携行するのも良い手段ですが良い手段ですが、プロとして仕事をする場合、最高品質が求められるので、ズームレンズを使用するにしても14-24mm、24-70mm、70-200mmといった組み合わせになります。

その中でシャッターチャンスを逃さないためにスムーズなレンズ交換をするためのシステムはとても重要です。そこで今回目をつけたのが2本のレンズを片手で交換できるロープロ S&F レンズエクスチェンジケース200AWです。

レンズを2つ収納できるポケットがついている構造

レンズが2本収納できるようになっている

一次的に2本のレンズを収納できるポケットがの構造になっています。ファスターを閉じた状態だと折りたたまれていてファスナーを開けると展開する作りです。

  • 収納するレンズは奥のポケットに入れておく
  • カメラに装着済みのレンズを外して手前のポケットに一次的に収納する
  • 奥のポケットにあるレンズをカメラに装着する
  • 手前のポケットに一次的に収納していたレンズを奥のポケットに写す
  • ファスナーを閉じる

これがレンズエクスチェンジケース200AWを使ってのレンズ交換の手順になります。つまり、体のどこかにレンズケースを装着していて、初めて効果がが出るシステムです。

ショルダーベルトが付属でついてくる

レンズエクスチェンジケース200AWの付属のショルダーベルトを使えば普段使いでは十分な使い勝手です。

しかしネイチャーフォト、特に登山になるとショルダーベルトでは固定に不安ですし、ザックを背負ってからショルダーベルトを使うのは現実的ではありませんので、違った使い方が必要となります。

ホントに大口径のレンズを2本収納できるのか

14-24mmと70-200mmを収納 収納を上から見ると

WEBのレビューを見ていると特定のレンズでは使えないとの報告もありましたので実際に収納してみました。

使用したのはネイチャーフォトでもっとも使われそう&太いと思われる。Nikon14-24mm F2.8と70-200mm F2.8の組み合わせ。

NikonのレンズはCanonよりも長いのでレンズケースやカメラバックの収納で話題に上がるのは決まってNikonです。ということですのでNikonが大丈夫ならCanonはほぼ問題ないといった認識でいいと思います。

交換は可能という結論。しかし70-200mmの収納はギリギリ

三脚台は収納スペース内に入らない

レンズ交換自体は特に問題はありません。

スムーズに着脱することことができます。しかし、Nikon 70-200mm F2.8G VRは三脚座が収納ポケットに収まらず上の画像のように外に出る形になります。

クイックシューなどをここに固定していると収納はできないくなるので注意が必要です。

雨や埃の混入を防ぐレインカバーは付属で付いてくる

レインカバーが付属

NikonやCanonのケースにはついてこないものです。 自然の中での撮影を想定してるロープロならではのものですね。

緊急時にはありがたい機能です。 ケースの底に収納されています。そこから引き抜いて使います。

レインカバー装着

レインカバーを装着するとこのようなになります。ポケットから引抜いて30秒もあれば装着できますので、雨が振って入れレンズケースを出している状況ならさっと装着できる利便性があります。

ザックのウェストベルトに装着することが可能

レンズエクスチェンジケース200AWの後ろは協力なマジックテープで固定できる仕組みになっており、ザックのウェストベルトに通して固定することができます。

登山ザックへの装着可能

山岳写真をはじめネイチャーフォトの人にはコレが一番重要ですね。問題なく装着することができます。

マジックテープ仕様ですが、かなり強力ですので落下することはないと思います。

70-200mmのような1kgを超えるレンズでもしっかりと固定できました。
レンズケース200awのザック装着

身長170cm/62kgの私でこのくらいの装着になります。ザックはMAMMUTのTrion Pro 50+7Lを仕様しています。 レンズに付属しているベルト類は全て外しています。雨が降りだしてらレンズカバーを装着してザックに収納します ザックを背負ったままレンズ交換

このようにレンズ交換啜ることになります。右ききの人は左側にこのレンズケースを装着すると便利です。

実際に使用してみてもレンズケースへのアクセスから取り出しまで片手で行うことができますので、さくさくとレンズ交換することができます。

登山の山行中に歩きながらレンズ交換ができるこのケースは大口径レンズを持ち歩く人にとっての救世主です。

通気性がよく厳冬期の登山でも結露しにくい

厳冬期の登山では背中の熱がザックに伝わりますので、密封性が高いケースを使用するとレンズが暖かくなることがあります。

その状態のままマイナス20度近くのフィールドにレンズを出すと結露→凍結のコンボでフォーカスが動かなくなったりとトラブルのものになります。

レンズエクスチェンジケース200AWは通気性がいい構造になので冬季の登山でもレンズの結露を防ぐことができます。

私はこのケースに70-200mm F2.8を入れて山に持っていきます。 https://yamasha.net/m-photo

大口径のレンズを数本持ち歩く人にはおすすめのレンズケースです

14-24mm F2.8 24-70mm F2.8 70-200mm F2.8 このような組み合わせのレンズを携行するカメラマンの方にはオススメのレンズケースです。

イベントなどでは2台ボディとS&F レンズエクスチェンジケース200AWを使うとレンズ3本を使いまわせるのでかなりの利便性が出ると思われます。

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