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写真が上手くなりたいならまずストロボ撮影。スピードライト買うべき理由

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外付けのスピードライト

一眼レフを買いその楽しさを知ったら、もっと写真をうまく撮れるようになりたいと色々試行錯誤が始まります。その段階で構図や露出といった知識やテクニックを調べたり実践したりすると思います。

写真が上手くなりたいなら~というコンテンツをたくさん見ますが、私の個人的意見としてはレンズや構図の勉強を始める前に真っ先にストロボを買うべきと思っています。なぜなら撮影の失敗を減らし、撮影の幅を圧倒的に広げることができるからです。

ニコンやキャノンではスピードライトと呼ばれている外付けにフラッシュのことです。

オンラインでの写真講座組み合わせれば基本は一気に習得できるのではないでしょうか。写真の勉強でも無料トライアル付きのオンラインスクールもあるので合わせて勉強すると便利です。

本気の人や仕事でブツ撮りをする人はモノブロックストロボがおすめです。

写真の勉強はモチベーションが第一。まずは失敗しないこと

まずは手ブレ被写体ブレ、ピント外しをなくす

写真の上達を諦めてしまう原因で一番多いのが「写真が下手」という自己評価です。『どうすれば上手く撮れるんですか?』と意見を聞かれることも多くその人の写真を見せてもらうと構図以前に手ブレ、被写体ブレ、ピント外しが圧倒的に多いのです。しかも原因は彼(彼女)ではなく外的要因が強いものが多いです。

まずはカメラの設定がオートでも限りなく失敗を少なくする環境づくりが大事です。

例えば結婚式や、夜のお祭り、室内でのネコ等の動物撮影。プロでフォトグラファーをやっている私でもストロボなしではまともな写真は撮れません。
逆の言い方をすればコレらの問題はストロボさえあれば解決できます。

ストロボなしの手持ちで撮影できるのは日中の野外だけ

手ブレしないのは日中野外だけ

1日の内の半日のみです。初心者の方が室内でまともに撮るのは正直難しいと思います。社会人の方などは写真の練習をしようとしたら仕事終わりの室内であることが多いと思いますので、なおさら上達は難しいと思います。

晴れの日の外だとキレイに撮れて、夜や室内だとダメな写真になってしまうという経験はあると思います。

なぜ日中の野外だけまともに撮れるかというと、どんな設定でもシャッタースピードが早く手ブレや被写体ブレを防ぐことができるからです。

基本的には1/画角をシャッタスピードが下回ると手ブレの危険性があると言われています。50mmの画角だとシャッタースピードが1/50よりも遅いと危険水域です。初心者の方が購入されるAPS-Cと呼ばれる企画の一眼レフはもっとシビアで、50mmだったら50×1.5が危険水域です。1/80よりも遅いシャッタスピードだと手ブレします。

絞りやISO感度の設定で対応することは出来ますが、そこまでの知識があるなら初心者は卒業しています。

まずはシャッタースピードだけ考えてください。

例えばニコンの一眼レフの初心者用のズームレンズAF-S DX NIKKOR 18-55mm f/3.5-5.6G VR II、AF-S DX NIKKOR 55-300mm f/4.5-5.6G ED VRの2本で考えると、18-55mmは1/80mmを切ったら危険、55-300mmは1/450を切ったら危険という解釈でとりあえずはいいかと思います。

室内でシャッタースピード1/450なんて普通じゃ出ない数値です。18-55mmのレンズでオートの設定なら1/8秒くらいじゃないでしょうか。

明るいレンズを使用すればストロボがなくてもいいというのは間違い

明るいレンズは暗所では役に立たない
その考えは被写界深度をまったく考慮してない考え方です。

明るいレンズというのは一般的に開放絞りがF2.8以下のレンズを指すことが多いですが、明るいレンズならストボロが必要ないと考えるのであれば、すべての画角でF2.8以下を使うことが前提です。
どんなレンズを使ってもF5.6は使うと思ったほうがいいと思います。

14mm~35mm程度の広角ならば被写界深度も深くなるので、
F2.8を使用しても問題ないシチュエーションが多いです。雰囲気重視の広角域に対して明るいレンズ+ノンストロボという考え方は私も正解の1つだと思います。
逆に人を暗所で人の肌などの細かいディテールをキレイに撮ろうとすのならばストロボはどのレンズでも必要です。

標準(50mm)以降画角になると被写界深度が浅くなってくるので、全てをF2.8以下で撮るというのは現実的ではありません。右の人にはピントがあっているけれど、左の人にはピントがあっていないという残念な写真が出てきます。

ノンストロボで撮れるに騙されてはならない

ストロボ未使用と天井バウンス
室内で手ブレをしないシャッタースピード1/125 F1.8で撮影してもスピードライトを使うか使わないかで如実に差が出ます。左の写真はスピードライトを天井に向けて光を反射させる「バウンス撮影」、右の写真はスピードライトを使用していない写真です。スピードライトで天井バウンスを使うと室内照明が全てかき消されますので安定した光源になります。そのお陰でホワイトバランスも安定します。

「雰囲気を撮るならノンストロボ」と言いますが、薄暗いところや結婚式の披露宴のようなシチュエーションで全てノンストロボで撮れると断言できたことは一度たりともありません。

どんな明るいレンズを使用したとしてもストロボを使ったほうがキレイに撮れるシチュエーションがありますし、ノンストロボで撮影は可能な状況でも光源によって色かぶりや収差でひどい画像になることもあります。

手ぶれ、被写体ブレ、ピント外しのない写真を撮ることはできます。しかしそれをクライアントに見せて納得してもらえる品質なのかどうかというのは別の問題です。

プロはこのあたりを経験則から「ここはいい雰囲気だからノンストロボ」「この光源はちょっと厳しいからストロボ」と切り替えます。初心者の方が真似をするのは難しいと思います。
そういった状況に慣れていないときは素直にストロボのバウンスを使用したほうが、結果としてキレイな写真が撮れるでしょう。

ストロボを使えばシャッタースピードの問題は解決する

ストロボをつけるとシャッタースピードが固定される

ストロボを使えばシャッタースピードはそれほど関係なくなります。設定していない一眼レフならばシャッタスピードは1/60に固定される機種が多いです。シャッタースピードが1/60だと55-300mmのレンズでは手ブレするのではないか?と思うかもしれませんが、ストロボの特徴としてシャッタースピードは関係なくなるという特徴があります。

厳密には手ぶれているのですが、『手ブレしている部分は映らない』という現象がおきます。初心者の方には難しいので、ストロボを使えば手ブレは極端に減るという認識で問題ありません。

もちろんより手ブレを少なくしようと思うならマニュアルモードやSモードでシャッタスピードを1/250・1/500などに上げることも可能ですが、フラッシュの光量が足りなく、アンダーになる可能性が高いので、最初はカメラの初期設定にしたがって撮影することを推奨します。

室内の照明条件はそもそもキレイに撮れるものではない。ストロボを使えば解決!

ストロボを使えば室内撮影は解決

そもそも室内照明ではキレイに撮ることができません。初心者のカメラ・プロのカメラ関係なしに誰が撮ってもです。自宅のような天井に付いている蛍光灯ならまだしも結婚式やお店のような色々な場所に照明が付いていて、しかも色々なカラーの照明がある場所は最悪です。ミックス光と呼ばれていて撮影では最も回避するべき事態です。

具体的にどういう写真が撮れるのかというと、もやっとして解像感のないもやっとした写真になります。レンズに直接光が入ってしまったり、色々な光が混ざりあうのが原因です。
しかしコレもストロボを使えば解決です。

ストロボはとても強力は光なので、周辺の環境光を吹き飛ばすことができます。ストロボからの一直線の光という意味では日中の太陽光とほぼ同じ条件の撮影環境になります。つまりは室内でもカリッとした写真が撮れるということです。

綺麗な写真を撮る最初のアプローチは太陽と同じ真上からの光の『天井バウンス』、ストロボで対応可能!

天井バウンスで綺麗な写真を撮る

外付けストロボの最大の魅力は上に向けて発光できる。これに尽きます。上に向かって発光された光は天井に跳ね返り被写体に真上から降り注ぎます。つまり野外の太陽光と同じ条件です。

このストロボテクニックを天井バウンスと言います。

バウンス撮影の仕組み

真上からの光+手ブレしない環境=失敗のない写真の量産。このロジックが成立します。
例えば結婚式の披露宴。撮影環境としては劣悪の極みです。結婚式に参加された人たちなら覚えていると思いますが、式場にいたカメラマンさんのストロボは上に向いていませんでしたか?つまりはそういうことです。

注意点は天井の高さと色

最近のスピードライトは非常に性能がよく天井の高さを計算してバウンス撮影での露出を自動で合わせてくれます。極端にいうとTTL(自動調光)モードにして発光部のヘッドを天井に向けていれさえすれば手ブレ・被写体ブレする写真はなくなるということです。しかし数点の注意点があります。

天井が高いと光量不足になる

まず天井が高いとストロボがフル発光しても光量が小さくて被写体まで光が届かない可能性があります。結婚式場の吹き抜けなどでは注意が必要です。しかし自宅でライティングの練習をするときにはあまり気にならないでしょう。跡天井に色が付いていると、バウンスさせた光がその色に染まってしまいます。無彩色以外の色の天井出会った場合はカラーのフィルターをストロボのヘッドにつけるなどして対応することになります。

ストロボの基本は「可能な限り真正面から光を当てるな」

横バウンス
真正面からストロボを直射すると、本来影が出て立体感が出るはずがすべて光に包まれてしまい、のっぺりとしたものになります。それを回避するために天井バウンスだけでなくヘッドを横に向けてバウンスさせることもできます。スタジオライティングには及びませんがライティングのフットワークがとても軽いです。

普段内蔵フラッシュしか使っていない人がスピードライトでこのような撮り方をすれば写真の見栄えが劇的に変わります。

内蔵ストロボと並用で多灯ライティングができる

本格ライティングが可能なスピードライト

多くの一眼レフは無線でスピードライトに発光指示が出せます。内蔵のストロボと並用すると好きな角度から光を当てることができるようになります。光量は少ないですが光の当て方、影の作り方は写真スタジオとまったく同じです。

2万〜の投資でスタジオライティングの勉強環境が整いますし、商品撮影の品質は跳ね上がります。

『光』を扱うことに初期段階から慣れ親しむアドバンテージ

キレイに撮るならストロボは必須

撮影は名前の通り『影を撮る』ものです。最終的には光の回し方にたどり着きます。

フラッシュ=背景が暗くなり一部に光が当たる”眩しい写真”になると思っている人はたくさんいらっしゃいますが、実際は真逆です。正しく使用すれば上から光が注ぐ太陽光のような条件にすることもできますし、上の猫の写真のように瞳にハイライトを入れることもできます。

構図は三分割法やフィボナッチ定数など色々な手法がありますが、基本的には黄金比や方向になぞって人間が本能的に美しいと感じるものに帰結するのに対しライティングは無限にあります。そのライティングの経験値を初心者の段階から稼ぐことができます。

もちろん専門的な知識はありませんので感覚的なものになりますが、例えば『天井に反射させて撮った写真』と『直接光を当てた写真』の影の出方、質感の違いを知ることができます。

失敗を減らすことに加えライティングの勉強になる

構図は被写体を一番魅力的な形に切り取る、ライティングは被写体を魅力的に演出するものです。どちらも同じくらい重要です。

ライティングから勉強していくというのは失敗しない写真が撮れる+ライティングの勉強になるという意味でモチベーションの維持と成長度から見ると初心者が一番最初にアプローチするべき手動だと思います。

デジタル一眼レフ初心者のための基礎知識

一眼レフに装着するスピードライト

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