ヒルクライム後の寒くて辛い下り対策。汗冷えを防ぐインナーと防風性の高い上着

ロードバイクでのヒルクライムが快適にできるのは真夏だけ。春と秋は登りは汗だくになり下りは凍えそうな寒さとの戦いになります。原因は汗冷え。肌に張り付いた水分がダウンヒルで受ける風によって一気に体温を奪うからです。

ヒルクライム

ちなみに私は平坦・下りに一切興味がないクライマー。住んでいる場所が長野県の山の中なので登りか下りしかありません。トレーニングとして週3は夜明けと共に山に登ります。標高も1200m程度まで上がるので夏でも早朝は涼しいくらいです。8月末の朝でもジャージだけで山から降りてくると汗冷えで身体が震えてお風呂直行コース。

そんな私の汗冷え対策がfinetrackのドライレイヤースキンメッシュ。これが1枚あるだけでヒルクライムでの汗のべとつきからダウンヒルの汗冷えまで軽減することができます。

ロードバイクにおけるドライレイヤーの役割

finetrack ドライレイヤー

元々は登山の汗冷え対策として開発されたインナーウェア。山の登りでかいた汗が稜線に出たときの強風により体温を奪うのを防ぐため、水分は出すけれど水分を入れさせない構造になっています。

このドライレイヤーにより登山者は常にドライで快適な行動ができます。このシチュエーションはヒルクライムのあとのダウンヒルにそっくりです。いやむしろロードバイクの方が過酷な状況です。

レーシングパンツの中にもドライレイヤーを履く

スキンメッシュボクサー

レーパンは本来下着すら履かずに着用することでパットと尻の擦れを防ぎ、余計な汗が肌に付着して不快感がでないようにしています。しかしロングライドになるとやはりパンツの汗は気になってきます。

そこでこのドライレイヤースキンメッシュをレーシングパンツの中に着用します。これにより下半身も常にドライな環境をつくることができます。またこのドライレイヤースキンメッシュボクサーは自転車のペダリングの邪魔にならないようにカッティングされているためパフォーマンスを低下させることがありません。

ドライレイヤースキンメッシュの着心地

finerack ドライレイヤースキンメッシュ

着ると少し暖かいな、と感じると思いますが自転車に乗り始めるときにならなくなります。身体にフィットするストレッチ素材で柔らかい着心地のSkinsみたいな感じです。写真は分かりやすいように裾を引っ張ってサイクルジャージからはみ出ていますが、普通に着用する分にはしっかりとジャージの中に収まりますので見た目の心配は不要です。

ことごとく外からの水を防ぐ

ドライレイヤースキンメッシュの撥水性

ドライレイヤースキンメッシュのロードバイクで便利な面はヒルクライムの汗冷え対策だけではありません。雨にも強いのです。ロングライドをしているときに雨が降ることはよくあります。レース中は雨だからといって途中で中止になることもまれです。

このとき高負荷のペダリングをしていない状況だと雨によりどんどん体温が奪われ体力が消耗していきます。この時ドライレイヤースキンメッシュをサイクルジャージの中に来ているだけで雨が肌に付着することなく輪行することができます。

多くの荷物を携行することができないロードバイクの安全対策としては投資価値のあるものだと思います。

ドライレイヤーのメンテナンスには注意

詰め替えもあるfinetrack all wash

ポリエステル系の素材に後処理で撥水力を向上させているため、市販の洗剤や柔軟剤をしようすると一気に性能が低下してただのアミアミのインナーになってしまいます。使用しても大丈夫な洗剤もありますが、同じ会社が開発した洗剤をしようするのが確実です。これはロードバイクのウェアにも使用できるので一緒に洗うことができます。

春と秋は防風性の高いウェアを携行

finetrackフロウラップフーディ

夏以外の山岳地域の朝は気温が低くいため下り用の上着を携行する必要があります。サイクルウェア用のGORE-TEXやWindStopper素材のウェアもいいですが、登山用のウェアを流用することができます。GORE-TEX系のジャケット突っ張りがきになるのでストレッチ性のよいfinetrackのフロウラップフーディを使っています。

サイクルジャージのポケットに収まる大きさ

サイクルジャージのポケットに入る

折りたたんで丸めればポケットに収まります。春秋の早朝などは肌寒いのでこれのようにしてヒルクライムのトレを行っています。日常生活のトレーニングではバッグを背負わず収納はサドルバッグのみです。上着を入れるスペースがありません。

山の天候は変わりやすいのでヒルクライムに持っていく上着はポケットに入れておくと信号待ちのときにさっと羽織れて便利です。

ヒルクライムは汗冷え対策にインナーと上着は携行したい

ここ最近になりfinetrackのドライレイヤースキンメッシュはロードバイク用品店にも置かれるようになり認知が高まってきています。元々登山でその性能と便利さは知っていたので迷うことなく自転車競技にも導入しました。

特にこれからヒルクライムを始める人は、あまりの汗冷えにびっくりすると思うので事前のリスク回避のためにドライレイヤーのようなインナーと防風性のあるウェアの携行をおすすめします。

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