写真撮影ではデータバックアップは必須。旅行での撮影なら宿泊先でPCにデータを移してから更に外付けのストレージに2重でバックアップするようにしています。
特に長期の撮影旅行やプロジェクトになるとSDカードやXQDといったメディアの容量を使い切ってしまうこともあり、間違ってフォーマットしてしまっても大丈夫なように細かいバックアップが必要です。
ノートPCにバックアップさえ取っておけばデータを失うことはないと思いますが、最近の高画素機で1週間くらい撮影しているとデータ容量が数百GBになることもあり、ノートPC内蔵のストレージでは足りなくなることがあります。
そこで必要になるのがやっぱり外付けのストレージ。PCの容量が足りなくなったときに備えられると同時に、2重バックアップもできるようになりよりデータ管理が強固になります。
5月末からの北海道の旅行で、使用しているMBPの容量が心配になり急遽導入したのがSanDisk(サンディスク)のエクストリームポータブルSSD。
堅牢性重視の持ち運びに最適な外付けSSDです。
スペック
転送速度 | 読み取り速度最大550MB/s |
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外形寸法 | W 49.55mm x H 96.20mm x D 8.85 mm |
重量 | 38.9g |
防滴性 | IP55の防塵・防滴性能 |
インターフェース | USB 3.1(Gen 2) |
動作温度 | 0ºC~45ºC |
保存温度 | -20~70ºC |
耐衝撃性 | 耐衝撃性(最大 1500G)、 耐振動性(5g RMS、10-2000HZ) |
耐振動性 | 5.35gRMS, 20-2000 HZ |
カタログスペック上の転送速度は550MB/sの読み込み速度。そしてIP55(粉塵からの保護:機器の正常な作動に支障をきたしたり、安全を損なう程の料の粉塵が内部に侵入しない)(水の侵入に対する保護:3mの距離から全方向に
12.5ℓ/分・30kpaの噴流水、3分間)の規格のものであり、普通に仕様する分には環境が原因で故障することはない堅牢性です。
40gを切る超軽量で耐久性が高いためまさにバックアップにもってこいの外付けSSDです。
前面ゴムで覆われており、落下させても大丈夫そうな作りです。2mの落下と衝撃に耐えられる造りになっているので野外でも安心して使うことができます。
接続はUSB3.1(Gen2)です。
USB Type-Cが1本とTypeAへの変換コネクタが付属しているのでUSB端子があるものならどんなPCでも接続できます。
カラビナを通して使う?ような穴がありアクセサリーとして使えるのかもしれませんが…流石にそれは怖いのでちゃんと保護ケースに入れて持ち運びしています。
実測の転送速度
USB3.1(gen2)での速度

カタログにも記載されていますが速度はUSB3.1(Gen2)で最大速度になります。実際にデスクトップPCのUSB-Cに接続した結果スペック通りの速度が出ています。
USB Type Aでの速度

USB3.0のType Aで接続した場合は少し速度が落ちますが、気にするほどでもないかと思います。
MBP2017での速度

USB Type-Cではありますが私の使っているMacBook Pro 2017 15インチでは速度がガクンと落ちて書き込みで250MB/Sという速度になりました。最高スペックの半分ですがバックアップとしての作業なら十分。
このSSDを使って動画編集などをするような使い方をするのであれば要注意という印象です。
このように使うPCによって速度はだいぶ変わりますので最新のPCを使うことが前提の造りになっていると言えるかもしれません。
バックアップには最適な外付けSSD
北海道での撮影旅行で急遽必要となり札幌のヨドバシカメラで急遽購入したものですが買って正解でした。
超軽量コンパクトで雑に扱える高速の外付けSSD。思っていた以上に使いやすく快適にバックアップを撮ることができます。…何でもっと早く導入しなかったのだろうと思うくらい。
最新のパソコンを使うならサンディスク エクストリームポータブルSSDにLightroomのカタログを入れて複数台のPCでレタッチするような使い方もできるでしょう。速度的に動画編集も快適にできるはず。
バックアップ目的で購入した外付けSSDですが、色々な使い方の可能性を感じることができました。
最近はSSDも比較的安価で手に入るようになってきて、エクストリームポータブルSSDの1TBの2万円程度で手に入れることができます。
登山や旅行で写真を撮り帰宅まで数日かかってしまう人にはオススメしたいものです。
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