OSをインストールしていたSanDiskのSSDが故障したので新品に交換しました。初めてのSSDの故障なので症状や交換手順をまとめてみます。
今回はWindows10がのOSが入っているシステムドライブが故障したため、すぐに新しいSSDを購入して新品交換したSanDiskの UltarⅡを持て余す形になったので、Lightroomの作業の高速化用ストレージとして活躍してもらうことにしました。
SSDが時々認識しなくなる
今年のはじめにASUSのH170 PROの接続していたSanDiskのSSD Ultra Ⅱが時々認識しなくなりOSが立ち上がらない症状が発生しました。暖房を入れて部屋が温まってからPCを起動すると認識されOSが立ち上がることが多かったので、冷えすぎているのが原因かなと思っていましたが。ある日を堺にBIOSでまったく認識しなくなりPCが使用不可能な状態に…。
流石に仕事に支障をきたすので、すぐに代替のSSDとOSを買いに行きました(このとき東京のWEB開発の常駐に入っており実家にPCを持ってきていたため保証書やOSをが手元になかった。)
SanDiskのSSD故障の交換手順
SanDiskのSSDはプロモデルで10年、それ以下のモデルでも3年の保証がついています。さっくりと交換しようと思ったのですがサポートページが使いづらく交換に必要な情報を見つけるまで時間がかかりました。
交換保証に必要なもの
- 保証書
- 購入場所
- 購入履歴
- 製品シリアルナンバー
アダプターなど返送は不要なので手元においておきたい人は本体のみを送ればいいと思います。シリアルナンバーはSSD本体に記載されているのでデスクトップPCに組み込んでいる人は取り外して確認する必要があります。
サポートに連絡
電話でもメールでも対応してもらえるそうですが、私の場合はメールで行いました。
返信で必要事項を記入するテンプレートがインラインで書き込まれて送られてきます。
Amazonの購入履歴とメールに添付し、残りの情報はテキストで打ち込み返信しました。これで返品サポートのやりとりは終了です。
着払いでカスタマーセンターに送る
本体をエアパッキンで包んで当な袋に入れて送ります。到着後1日で故障チェック及び返送の連絡がありましたのでサポートはかなり迅速です。3日もかからずに帰ってきました。
梱包の中身は書類が1枚と新品のSSD本体のみ。まだ販売されているモデルでしたので同じものが送られてきました。
2年使用したSSDが返ってきてさらに3年保証がついてるのでお得感があります(故障しないのが一番ですが…)。
このSSDが故障した際に新しいSSDを購入してOSを入れてしまっているので使用用途に困りました。
そこでLightroomのレタッチ用のRAW画像の一時収容ストレージとして使用することにしました。管理を考えてミラーリングしたNASでレタッチと保存の両方を行っていましたが、Lightroomでの表示速度の遅さにストレスが溜まってきていたので、検証用として最適です。

意気揚々とPCケースを開いてストレージ固定用のボックスを取り出して気づく。2.5インチ→3.5インチアダプターがないことに。ハードディスクのように衝撃に弱いというものではありませんが、精密機器であることには変わりませんのでできればしっかりと固定したい。
急遽Amazonでアダプターを注文。Serial ATAケーブルがない場合もありますので予期せずストレージが増えたときは確認するのがおすすめです。
Lightroomの作業高速化のためSSD増設
現在のLightroomのレタッチと管理はNAS1台で行っていました。しかし問題になるのが速度でス。ミラーリングしてデータの堅牢性はあるのですが作業がもっさり。
そこでたまたま手元に余ったSSDに使用してRAW画像専用のストレージにしてレタッチ。使用頻度が落ちてきたらNASに保存するというワークフローの実験です。
もちろんSSD1台の運用でRAW画像データを保存するのは危険極まりないので作業スピードが上がると確信できたらSSD2台でRAID運用を考えています。
古いPCケースへのSSD取り付けにはアダプターが必要
アダプター取り付けようネジ4本、PCに組み込む用ネジ4本が付属していますので、ドライバー1本あれば自作PCに組み込みことができます。新しいPCケースを使用している人には不要なことも多いですが、星野金属製のPCケースを今だ使用し続ける私には必要なアクセサリーです。
アダプターの後ろからネジでSSDを固定します。HDDと違いプラスチックで締めすぎると割れそうなので程々の締め付けにします。
あとはPCケースに組み込んで横からネジで4点閉めれば完了。Serial ATAケーブルと電源ケーブルを繋いでPCを起動します。
OSを起動してSSDをフォーマット
買ってきたばかりのSSDはケーブルを繋げば使用できるものではなくフォーマット作業が必要です。Windows10ではその画面を探し出すのがすごくめんどくさいことになっています。
管理ツールのコンピューターの管理を選択
記憶域のディスクの管理を選ぶとストレージのフォーマット画面が表示されます。画面上のものはすでにフォーマット済みですが、繋いだばかりのSSDは未フォーマットと表示されていますので、フォーマットしてパスを(DドライブやEドライブなど)を指定します。
この処理が終わるとマイコンピューター上に表示されて、データの書き込みと読み込みが可能になります。
読み込み558MB/s、書き込み523.7MB/sと公称値よりも早い数値が出ています。480GBもあるのでレタッチ用のストレージとしては必要十分の容量です。作業終了して書き出しが終わったプロジェクトに関してはNASで保存というワークフローで実験しています。
やはりSSDにRAW画像を入れておくとレタッチスピード、特にライブラリと現像画面の切り替えのもっさり具合が改善されます。手元に要らないSSDがある人はレタッチ用のストレージとして組み込んでみると作業が捗るかもしれません。
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